銕仙会

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銕仙会上演記録

■2019年11月27日 青山能

  • 仕舞「実盛 クセ」浅見真州
  • 仕舞「邯鄲 楽アト」鵜澤久
  • 狂言「飛越」山本凜太郎
  • 能「船弁慶」安藤貴康
会 場
銕仙会能楽研修所
日 時
  • 2019年11月27日(水)
  • 午後6時30分開演
銕仙会青山能〈9月〉

仕舞

実盛 クセ(さねもり) 浅見 真州
邯鄲 楽アト(かんたん) 鵜澤  久
地謡 鵜澤  光
小早川 修
西村 高夫
北浪 貴裕

狂言 飛越(とびこえ)

シテ 新発意 山本凜太郎
アド 檀家 山本泰太郎

新発意(新米の僧)を同行し茶の湯に向かう檀家は、ほどなくしていつもの小川に到る。檀家はなんなく小川を飛び越えるが、臆病な新発意はなかなかそこを飛び越えることができない。檀家は戻って新発意の手を取り、一緒に飛び越えようとするも、新発意だけ川に落ちてしまう有様。大笑いする檀家を新発意は…。

能 船弁慶(ふなべんけい)

前シテ
後シテ

知盛ノ怨霊
安藤 貴康
子方 判官源義経 小林 優快
ワキ 武蔵坊弁慶 舘田 善博
ワキツレ 判官ノ従者 則久 英志 
大日方 寛 
アイ 船頭 若松  隆
   
藤田 貴寛
小鼓 幸  正昭
大鼓 亀井 洋佑
太鼓 金春 國直
     
地謡 小早川泰輝
青木 健一
鵜澤  光
谷本 健吾
長山 桂三
北浪 貴裕
     
  後見 浅見 慈一
  観世 淳夫

壇ノ浦の戦いで源氏を勝利に導き平家を滅ぼすも、兄の源頼朝と不和になり都を追われる身となった源義経。武蔵坊弁慶や従者を引き連れた義経一行は西国に下り、尼崎大物の浦に到る。

流浪の身となる状況を弁えた弁慶は、同行していた義経の愛妾、白拍子・静御前を都に返すよう義経に進言する。弁慶から帰京するよう告げられた静は憤るも、義経から直に別れを告げられると泣く泣く運命を受け入れる。別離の酒宴となると、悲しみに咽ぶ静であったが、心強くも義経の無事を祈念して舞を舞い、涙ながらに一行の船出を見送るのであった。

名残惜しむ義経を制し、悠然と船出を促す弁慶。すると俄かに黒雲がたちこめ、大波が海上を打つ。そこに現れたのは平家の総大将平知盛の怨霊。一行に襲い掛かる亡霊を相手に、義経と弁慶はどのように立ち向かうのか…。

悲運の義経を取り巻く波乱の有様を描いた能。

さらに詳しい解説は<こちら>から

 

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