銕仙会

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銕仙会上演記録

■2020年12月11日 定期公演

  • 能「景清」清水寛二
  • 狂言「呼声」大藏彌太郎
  • 能「葛城 大和舞」柴田稔
会 場
宝生能楽堂(全席指定)
日 時
  • 2020年12月11日(金)
  • 午後6時開演(午後5時30分開場)
銕仙会定期公演〈12月〉

能 景清(かげきよ)

シテ 悪七兵衛景清 清水 寛二
ツレ 人丸 観世 淳夫
トモ 人丸ノ従者 馬野 正基
ワキ 里人 森  常好
   
一噌 幸弘
小鼓 成田 達志
大鼓 亀井 広忠
     
地謡 安藤 貴康
谷本 健吾
長山 桂三
野村 昌司

泉 雅一郎
西村 高夫
浅見 真州
浅見 慈一
     
  後見 観世銕之丞
  永島 忠侈

九州の地に流され零落し、盲目の平家語りとなったかつての猛将、平景清。日向宮崎の地で独居する景清のもとに娘の人丸がまだ見ぬ父を探し訪れるが、景清は娘と知りつつも現在の境遇を恥じて正体を隠し、人丸と従者を帰らせる。人丸は里人より先程の盲目が景清だと聞くと、里人の案内で再び景清の庵へ赴く。最初は白を切る景清であったが、人丸に縋られ正体を明かし、かつての武勇伝を語り始める…。

朽ちた現実から過去の栄光を語る、人情の能。

さらに詳しい解説は<こちら>から

——————〈休憩10分〉———————

狂言 呼声(よびこえ)

シテ 太郎冠者 大藏彌太郎
アド 大藏 基誠
アド 次郎冠者 大藏 教義
     
後見 小梶 直人

断りもなく旅に出ていた太郎冠者がこっそり帰ってきていると聞いた主は、次郎冠者を連れて叱りに行くことに。太郎冠者の家に着き次郎冠者が案内を乞うと、それに気がついた太郎冠者は居留守を使って…。

能 葛城大和舞(かずらき やまとまい)

前シテ
後シテ
里女
葛城ノ神
柴田  稔
ワキ 山伏 福王 和幸
ワキツレ 山伏 村瀬  慧
矢野 昌平
アイ 里人 吉田 信海
   
八反田智子
小鼓 幸  正昭
大鼓 柿原 崇志
太鼓 大川 典良
     
地謡 青木 健一
安藤 貴康
谷本 健吾
長山 桂三
鵜澤  久
浅見 慈一
小早川 修
北浪 貴裕
     
  後見 観世銕之丞
  鵜澤  光

吹雪で難儀する山伏一行の前に現れた里女は、いにしえ大峰と葛城の間に橋を架ける際に、容姿を恥じて夜にしか仕事をせず、役行者に蔦葛で縛められた葛城の神の化身であった…。

山伏たちが祈祷を行っていると、蔦葛が纏わる姿で葛城の神が現れ、天岩戸神話の大和舞を見せると、夜が明ける前に姿を消すのであった。

雪深い葛城山で繰り広げられる神話世界の能。

さらに詳しい解説は<こちら>から

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