銕仙会

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銕仙会上演記録

■2021年05月26日 青山能

  • 仕舞「通盛」柴田稔
  • 仕舞「半蔀クセ」安藤貴康
  • 仕舞「善知鳥」西村高夫
  • 能「熊坂」長山桂三
会 場
銕仙会能楽研修所
日 時
  • 2021年5月26日(水)
  • 午後6時30分開演

銕仙会青山能〈4月〉

仕舞

通盛(みちもり) 柴田  稔
半蔀クセ(はじとみ) 安藤 貴康
善知鳥(うとう) 西村 高夫
地謡 青木 健一
北浪 貴裕
小早川 修
鵜澤  光

能 熊坂(くまさか)

前シテ
後シテ

熊坂長範
長山 桂三
ワキ 旅僧 御厨 誠吾
アイ 里人 野村太一郎
     

小鼓
大鼓
太鼓
藤田 貴寛
森澤 勇司
柿原 光博
梶谷 英樹
   
地謡 小早川泰輝
青木 健一
観世 淳夫
安藤 貴康
谷本 健吾
北浪 貴裕

   
後見 柴田  稔
浅見 慈一

旅の僧が美濃国赤坂の宿にやってくると、そこへ僧姿の男が現れ、今日はある人の命日なので弔って欲しいと僧を庵室へ案内する。

僧が勤めをしようと持仏堂に行くと、そこには仏像はなく武具がずらりと立ち並んでいる。不思議に思った僧に、僧姿の男はこれらは山賊夜盗を追い払うためのもので、この辺りでは頼りにされているのだと語る。やがて夜も深まると、僧姿の男と庵室は幻となって、気づくとそこは草むらとなってしまう。

僧は里人にかつてこの辺りで猛威を奮っていた大盗賊熊坂長範のことを聞き、先ほどの男は熊坂の幽霊だと気づく。

弔いをしていると熊坂の亡霊が大長刀を持って現れ、生前、三条吉次金売り一行を襲った際に、牛若丸と一騎打ちとなって返り討ちにされた自らの最期を再現する。そして後世の弔いを頼むと松陰へと姿を消したのであった。

 豪快な長刀さばきが際立つ、敗者の哀愁漂う能。

さらに詳しい解説は〈こちら〉から

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