銕仙会

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銕仙会上演記録

■2021年07月07日 青山能「杜若」延期公演

  • 仕舞「雲林院クセ」馬野正基
  • 仕舞「隅田川」鵜澤久
  • 能「杜若」観世淳夫
会 場
銕仙会能楽研修所
日 時
  • 2021年7月7日(水)
  • 午後6時30分開演

銕仙会青山能〈4月〉

仕舞

雲林院クセ(うんりんいん) 馬野 正基
隅田川(すみだがわ) 鵜澤  久
地謡 小早川泰輝
谷本 健吾
浅見 慈一
安藤 貴康

能 杜若(かきつばた)

シテ 杜若ノ精 観世 淳夫
ワキ 旅僧 宝生 欣哉
     
杉 信太朗
小鼓 古賀 裕己
大鼓 原岡 一之
太鼓 林 雄一郎
   
地謡 小早川泰輝
安藤 貴康
鵜澤  光
谷本 健吾
長山 桂三
馬野 正基
   
後見 清水 寛二
北浪 貴裕

東国へ向かう旅の途中、旅僧は三河国八橋に到る。初夏の沢辺に咲き乱れる杜若を眺めていると、里女が現れ、ここ八橋は『伊勢物語』に名高い杜若の名所だと語りかける。さらに女は、在原業平が句の上に「かきつはた」の五文字を置いて旅の心を詠んだのはこの花で、二条后への深き恋慕の形見の花なのだと教えると、僧を庵へと導く。

僧は女の庵で夜を明かすと、女は美しい装束を身に纏い、これこそ歌に詠まれた后の形見の唐衣と業平の透額の冠だといい、我は杜若の精だと身を明かす。そして業平の和歌の功徳により草木の身ながらも成仏できたことに感謝し、恋多き業平は女人を救うためにこの世に現れた陰陽の神の化身であると説く。

やがて杜若の精は『伊勢物語』の昔を懐かしんで舞を舞うと、夏の夜明けとともに姿を消すのであった。

『伊勢物語』第九段を典拠とした、重層的なイメージが溶け合う高貴な能。

さらに詳しい解説は〈こちら〉から

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