銕仙会

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銕仙会上演記録

■2022年10月14日 定期公演

  • 狂言「富士松」野村萬
  • 能「梅枝」観世銕之丞
会 場
>宝生能楽堂(全席指定)
日 時
  • 2022年10月14日(金)
  • 午後6時開演(午後5時30分開場)
銕仙会定期公演〈10月〉

狂言 富士松(ふじまつ)

シテ 太郎冠者 野村  萬
アド 野村 万蔵
後見 野村万之丞

無断で旅に出て帰ってきた太郎冠者を主人は厳しく叱るが、冠者は富士参詣に行っていたというので主人は機嫌を直す。そして主人は冠者が富士山から持ち帰った富士松を所望し、冠者に連歌を強要。句を付けられなければ松を取ると勝手に決め…。

——————〈休憩10分〉———————

能 梅枝 (うめがえ)

前シテ
後シテ
里女
楽人富士ノ妻
観世銕之丞
ワキ 旅僧 森  常好
ワキツレ 従僧 舘田 善博
梅村 昌功
アイ 里人 野村拳之介
     

小鼓
大鼓
八反田智子
曽和 正博
國川  純
     
地謡 安藤 貴康 柴田  稔
長山 桂三 清水 寛二
浅見 慈一 片山九郎右衛門
馬野 正基 西村 高夫
     
  後見 大槻 文藏
  観世 淳夫

甲斐国身延山より回国をする僧は、旅の途中の住吉で俄雨に遭い、とある女の家に宿泊する。

その家の中に飾られた太鼓や舞の衣装を不審に思った僧が女に謂れを尋ねると、これはある人の形見の品だと言い、女は古の物語を語り始める。

その昔、内裏に管絃の催しがあった際、天王寺の浅間と住吉の富士という楽人が太鼓の役を巡って争い、浅間は富士を殺害してしまう。残された富士の妻は形見の太鼓を打って悲しみを癒したが、妻もやがて亡くなってしまった…。

そう涙ながらに語り、回向を頼む女の正体を僧が尋ねると、女は富士の妻であることをほのめかし、姿を消す。

僧は里人から浅間と富士の争いについて詳しく話を聞き法華経を読誦していると、そこへ舞楽の衣装を身につけた富士の妻の幽霊が現れた。女は夫と死別した執心を吐露し、懺悔のために『越天楽今様』の「梅が枝にこそ、鶯は巣をくへ、風吹かばいかにせむ、花に宿る鶯」と謡い、舞いを舞う。そしてなお残る執心を恥じ、やがて妻の霊は明方の頃に姿を消したのであった。

さらに詳しい解説は〈こちら〉から

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