■2023年01月15日 定期公演
- 「翁」観世淳夫
- 舞囃子「高砂」観世銕之丞
- 仕舞「東北キリ」山本順之
- 狂言「三本柱」野村萬
- 能「草子洗小町」西村高夫
- 会 場
- 宝生能楽堂(全席指定)
- 日 時
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- 2023年1月15日(日)
- 午後1時30分開演(午後1時開場)

翁(おきな)
翁 | 観世 淳夫 | |
三番叟 | 野村 万蔵 | |
千歳 | 安藤 貴康 | |
面箱 | 石井 康太 | |
笛 | 杉 信太朗 | |
小鼓頭取 | 田邊 恭資 | |
〃 脇鼓 | 飯冨 孔明 | |
〃 | 大倉伶士郎 | |
大鼓 | 柿原 光博 | |
地謡 | 小早川泰輝 谷本 健吾 野村 昌司 浅見 慈一 |
泉 雅一郎 小早川 修 浅井 文義 馬野 正基 |
後見 | 観世銕之丞 | |
柴田 稔 |
「とうとうたらりたらりら」という翁の謡い出しから始まり、颯爽とした千歳の舞、荘重な翁の舞、三番叟の力強い揉之段、鈴之段が舞われる。「能にして能にあらず」と言われ、天下泰平・五穀豊饒を寿ぎ予祝する、能の古態を留める神事の芸能。
さらに詳しい解説は<こちら>から
——〈休憩20分〉——
舞囃子 高砂(たかさご)
シテ | 住吉明神 | 観世銕之丞 |
笛 小鼓 大鼓 |
藤田 貴寛 古賀 裕己 柿原 孝則 |
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太鼓 | 金春惣右衛門 | |
地謡 | 小早川泰輝 泉 雅一郎 柴田 稔 野村 昌司 |
夫婦の和合と長寿、和歌の道の繁栄、国の平安を、相生の松を中心として爽やかに寿ぐ代表的な脇能。
舞囃子では、住吉明神が颯爽と舞を舞い、数々の舞楽の名前を尽くして、御代を祝福する能の最後の場面を見せる。
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仕舞
東北キリ | 山本 順之 |
地謡 | 小早川康充 小早川 修 柴田 稔 馬野 正基 |
狂言 三本柱(さんぼんのはしら)
シテ | 果報者 | 野村 萬 |
アド | 太郎冠者 | 野村万之丞 |
〃 | 次郎冠者 | 野村眞之介 |
〃 | 三郎冠者 | 野村拳之介 |
笛 小鼓 大鼓 |
藤田 貴寛 古賀 裕己 柿原 孝則 |
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太鼓 | 金春惣右衛門 | |
後見 | 野村 万蔵 |
果報者はこの度首尾よく普請して、さらに金蔵の柱を作るため、三人の冠者を呼び出し、山へ行って三本の柱を持ってくるよう命じる。ただし、一人二本ずつ持ってくるようにという主人の注文に、三人は思案して…。
——〈休憩10分〉——
能 草子洗小町(そうしあらいこまち)
シテ | 小野小町 | 西村 高夫 |
ツレ | 紀貫之 | 清水 寛二 |
〃 | 壬生忠岑 | 北浪 貴裕 |
〃 | 河内躬恒 | 長山 桂三 |
〃 | 官女 | 鵜澤 光 |
〃 | 〃 | 青木 健一 |
子方 | 王 | 西野 覚 |
ワキ | 大伴黒主 | 舘田 善博 |
アイ | 黒主ノ下人 | 野村万之丞 |
笛 小鼓 大鼓 |
藤田 次郎 曽和 正博 佃 良太郎 |
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地謡 | 小早川康充 小早川泰輝 安藤 貴康 谷本 健吾 |
観世 淳夫 小早川 修 観世銕之丞 馬野 正基 |
後見 | 鵜澤 久 | |
浅見 慈一 |
都合により配役を変更いたしました。
変更前 アイ 山下浩一郎
変更後 アイ 野村万之丞
内裏での歌合で小野小町と争うことになった大伴黒主。歌合当日、黒主は小町の歌は盗作だと抗議し、証拠にその歌が書かれた万葉集の草子を差し出す。小町は困惑するも、草子をよくよく見るとそこだけ墨つきが違うことに気が付き…。
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