青山能〈1月〉
- 狂言「仏師」野村裕基
- 能「白楽天」観世淳夫
- 会 場
- 銕仙会能楽研修所
- 日 時
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- 2025年1月29日(水)
- 午後6時30分開演(午後6時開場)
- 午後8時45分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
銕仙会青山能〈1月〉事前講座「白楽天」
能をより深く、より楽しく鑑賞して頂くため、能楽研究者と能楽師が当日の見どころなどをお話し致します。どうぞご参加ください。
会 場 | 銕仙会能楽研修所 2階能舞台 |
日 時 | 2025年1月20日(月)午後6時30分(午後8時頃終了予定) |
講 師 | 原瑠璃彦(静岡大学准教授)、観世淳夫 |
受講料 | 資料代500円(当日会場にてお支払い下さい) ※1月青山能チケットをお持ちの方は無料 |
お申込み | 銕仙会 TEL03-3401-2285(平日午前10時~午後5時)※要事前申込み |
狂言 仏師(ぶっし)
シテ | すっぱ | 野村 裕基 |
アド | 田舎者 | 中村 修一 |
御堂に納める仏像を買い求め、都へ仏師(仏像を作る職人)を探しに出た田舎者。往来で大声をあげて仏師を呼び歩く田舎者にすっぱ(詐欺師)が声を掛け、明日までに仏像を作ることを約束して別れる。
さて次の日、田舎者が約束の場所へ行くと、すっぱが面をつけて仏像になりすましている。しかし田舎者は仏像の印相(印を結んだ指の形)が気に入らぬと言ってはすっぱを呼び出し、何度も作り直させる。その度にすっぱは仏像と仏師の姿を入れ替わって…。
能 白楽天(はくらくてん)
前シテ 後シテ |
漁翁 住吉明神 |
観世 淳夫 |
ツレ | 漁夫 | 安藤 貴康 |
ワキ | 白楽天 | 大日方 寛 |
ワキツレ | 従者 | 野口 能弘 |
〃 | 〃 | 野口 琢弘 |
アイ | 末社 | 野村太一郎 |
笛 小鼓 大鼓 |
八反田智子 飯冨 孔明 原岡 一之 |
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太鼓 | 金春惣右衛門 | |
地謡 | 小早川康充 小早川泰輝 谷本 健吾 |
長山 桂三 北浪 貴裕 柴田 稔 |
後見 | 観世銕之丞 | |
馬野 正基 |
日本の知恵を計れとの勅を受けた唐の詩人白楽天。肥前国松浦潟の海上でしばし日本の様子を伺っていると、漁翁と漁夫が船に乗って現れる。日本の人々の楽しみを尋ねる白楽天に和歌を詠むと教える漁翁。唐では詩を吟ずるのだと言って白楽天が眼前の景色を漢詩に詠むと、漁翁はそれを見事に和歌に置き換えて詠む。驚く白楽天に日本では生きとし生けるものすべてが歌を詠むのだと教え、漁翁は消え失せてしまう。
実は漁翁は住吉明神の化現で、本来の神々しい姿を現すと舞を舞い、日本を従わせることを諦めて帰国するよう白楽天に勧める。やがて全国より錚々たる神々が現れ、音楽を奏して舞い遊び、神風を吹き起こすと白楽天の乗った船を唐土へと吹き戻すのだった。
和歌を巡る風流なやりとりを見せる前場と、後場の荘厳な舞とが見所の能。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
■青山能入場料
一般前売り | |
自由席 | 4,500円 |
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U25(25歳以下) | 2,200円 |
ベンチシート (限定10席) |
5,000円 |
詳しくは銕仙会(03-3401-2285)までお問い合わせください。
■お申し込み
電話 |
銕仙会 03-3401-2285 (平日午前10時~午後5時) |
インターネット |
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