青山能〈3月〉
- 狂言「貰聟」山本凜太郎
- 能「夕顔」長山桂三
- 会 場
- 銕仙会能楽研修所
- 日 時
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- 2025年3月26日(水)
- 午後6時30分開演
- 午後8時35分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
終演後に能楽小講座あり。
その日の演目を中心に、能楽師が初めての方にも
分かりやすくお話をいたします
狂言 貰聟(もらいむこ)
シテ | 聟 | 山本凜太郎 |
アド | 妻 | 山本 則秀 |
〃 | 舅 | 山本 則重 |
酒に酔った勢いで妻と口論になった夫。妻は暇を言い渡され、泣く泣く実家へと帰るが、舅は毎度のことと呆れながらも夫の元へ戻るよう説得する。しかし今度ばかりは娘の決意も固く、舅も仕方なく受け入れる。
さて、翌日酔いが醒めた夫はばつが悪そうに舅の家を訪ね、妻を戻すよう頼むが舅は聞き入れない。しかし母恋しさに子が泣くと聞いた妻は、それにほだされ、突然帰ると言い出す。先程の覚悟はどうしたと舅も怒り心頭。妻を連れ帰ろうとする夫と取っ組み合いとなり…。
能 夕顔(ゆうがお)
前シテ 後シテ |
里女 夕顔上 |
長山 桂三 |
ワキ | 旅僧 | 御厨 誠吾 |
ワキツレ | 従僧 | 野口 能弘 |
〃 | 〃 | 野口 琢弘 |
アイ | 所ノ者 | 山本 則孝 |
笛 小鼓 大鼓 |
杉 信太朗 大山 容子 柿原 孝則 |
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地謡 | 安藤 貴康 鵜澤 光 観世 淳夫 |
鵜澤 久 谷本 健吾 浅見 慈一 |
後見 | 清水 寛二 | |
小早川泰輝 |
都へ上った九州豊後国の僧が五条辺りを訪ねると、近くの家から歌を詠ずる女の声が聞こえてきた。やがて姿を現した女は、ここはかつて融大臣が住み、『源氏物語』にも何某の院と書かれた河原院の旧跡なのだと僧に教える。また夕顔上が落命した場所でもあるのだと言って夕顔上と光源氏の儚い恋物語を詳しく語りはじめる…。
かつてこの家の軒先には夕顔の花が美しく咲いていた。そしてその花が縁となって源氏と夕顔上は深い契りを交わすことになったのだ。しかしある夜、夕顔上はこの院で突然物怪に襲われて命を落とし、帰らぬ人となってしまった…。そう物語ると女は消え失せてしまう。
やがて夕顔上の霊が在りし日の姿で現れ、荒れ果てた院の凄まじい景色の中、往時を偲んで舞を舞う…。
夕顔の花のように儚くその命を散らした夕顔上。その運命と恋心を美しく描いた能。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
■青山能入場料
一般前売り | |
自由席 | 4,500円 |
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U25(25歳以下) | 2,200円 |
ベンチシート (限定10席) |
5,000円 |
詳しくは銕仙会(03-3401-2285)までお問い合わせください。
■お申し込み
電話 |
銕仙会 03-3401-2285 (平日午前10時~午後5時) |
インターネット |
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