銕仙会

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その他の催し

第二十六回 浅見真州の会

  • 狂言「富士松」野村萬
  • 能「三輪 誓納」浅見真州
会 場
国立能楽堂
日 時
  • 2018年10月23日(火)
  • 午後6時開演(午後5時30分開場)
入場料
こちらをご覧下さい 
主 催
浅見真州の会
浅見真州の会
お申込・お問合せ
※予約受付開始日 2018年8月3日(金)午前10時より

・浅見真州の会
E-mail : masakuninokai@gmail.com
FAX : 03-5483-3631 、TEL : 03-5483-3630

・銕仙会 TEL:03-3401-2285(平日10時~17時)
※銕仙会WEBサイトでのお申込はこちらからどうぞ

仕舞

弱法師 柴田  稔
遊行柳 清水 寛二
龍虎 西村 高夫
観世 淳夫
地謡 馬野 正基
武田 友志
武田 文志
武田 宗典

狂言 富士松ふじまつ

シテ 太郎冠者 野村  萬
アド 野村 万蔵
後見 野村万之丞
———————〈休憩15分〉———————

三輪みわ 誓納

前シテ
後シテ
里女
三輪明神
浅見 真州
ワキ 玄賓僧都 宝生 欣哉
アイ 里人 石田 幸雄
     
杉  市和
小鼓 曾和 正博
大鼓 柿原 崇志
太鼓 三島元太郎
     
地謡 安藤 貴康
谷本 健吾
長山 桂三
北浪 貴裕
小早川 修
浅井 文義
観世銕之丞
岡  久広
     
後見 大槻 文藏
片山九郎右衛門
浅見 慈一

奈良盆地の南東部になだらかな円錐形の姿を見せる三輪山は、「神宿る山」として古の時代から、今もなお多くの人々から篤い信仰の心を寄せられている。

三輪神社のご神体にまつわる神婚説話や天岩戸伝説など太古の物語を織り交ぜて描かれた能「三輪」。作者は不明、典拠も詳らかではない。

三輪明神のご神木、杉をあらわす作り物の登場で、舞台は清浄なる三輪山の神秘性を漂わす。

もと興福寺の僧であり、徳高く人望もあった玄賓(ワキ)は、世俗との交わりを嫌い、三輪山の山中に庵を結び、隠棲生活を送っていた。毎日欠かさず、樒を携え閼伽の水を汲み訪れる里の女(前シテ)を不思議に思い、その素性を確かめようと待つ玄賓の前に現れた女は、自らが憂き年月を三輪の里に暮らするものであり、尊き玄賓僧都が山中に庵を結ばれたことを知り、樒閼伽の水を供えるため通うと語る。秋の夜も更けて身にしむ寒さに衣を賜りたいと願って、僧衣を与えられた女は、玄賓から住処など尋ねられると、「何しに我をば訪ひ給ふべき。なほも不審に思し召さば。訪ひ来ませ 杉立てる門をしるしにて。尋ね給へ」と言い、姿を消す。(中入り)

三輪の里に住む男(アイ)から、三輪明神のご神木の杉に玄賓の衣が懸かっていたことを告げられた玄賓は、先刻衣を与えた女が三輪の神の化身であったかと思い、草庵を出て三輪の里に向かう。杉の木に懸かっていたのは、確かに女人に与えた衣である。さらに近寄って見ると、衣の褄には、「三つの輪ハ清く浄きぞ唐衣。くると思ふな。取ると思はじ」と金色の文字で書かれた歌が。杉の木陰より聞こえる妙なる御聲。三輪明神の出現と感涙する玄賓の前に出現したのは、狩衣に烏帽子姿の男装の女神。三輪明神に因んだ上古の伝説を語って聞かせる。

−大和の国に住む仲睦まじい夫婦がいた。夜しか戻らぬ夫を不審に思った妻が、一計を案じて、夫の裳裾に糸を綴じ付け、苧環を手に夫の跡をひそかにつけて行くと、辿り着いた先は三輪の神木であった。夫の正体が三輪明神であることを知った妻は驚嘆する−

神代の昔の物語にありがたさを募らせる玄賓の心を慰めようと、三輪明神がさらなる奇跡を披露。天照大神が天岩戸に隠れ、常闇の世となったことを嘆いた八百萬の神たちが、岩戸の前で奏した神楽のこと、その甲斐あって岩戸が開くと、雲は晴れてあたりは光り輝いたという物語。実は伊勢の大明神こそ、三輪明神と一体の神であることが玄賓に明かされる。霊験あらたかな夢のお告げを授けられ、玄賓は三輪の里に訪れた朝日とともに目覚める。

「三輪」の「誓納」は、室町時代より続く吉田神道の秘事に基づいて作られた、能の世界でもとりわけ神聖なるものとされる演出である。宗家一子相伝の小書(特殊演出)で、宗家以外の者の上演は認められなかったが、現在は、ごくまれに上演される。

さらに詳しい解説は<こちら>から


■入場料

 

A席 14,000円
B席 12,000円
C席 9,000円
GB席 6,000円

公演情報
定期公演
青山能
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