銕仙会

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その他の催し

長山桂三独立十五周年記念

第十一回桂諷會—三代能—

  • 能「花月」長山凜三
  • 能「羽衣 彩色之伝」長山禮三郎
  • 能「道成寺 赤頭・中之段数躙・無躙之崩」長山桂三
  • 他 狂言、仕舞
会 場
国立能楽堂
日 時
  • 2018年11月23日(金・祝)
  • 13時開演(12時開場)
入場料
こちらをご覧下さい 

桂諷會

三代能
平成十五年に独立し、はや十五年の月日が経ちました。
四年前に、第三十三回 能・狂言鑑賞の会にて、禮三郎「姥捨」、桂三・耕三「石橋」、凜三「猩々」を、大阪「大槻能楽堂」にて上演致しました。
今回は節目の回という事もあり、三代能を桂諷會にて上演させて頂きます。
父から子へ教え伝え、その子が父になり、さらに子へと教え伝える。
代を重ねるところに伝統が生まれ育つ。

お申込・お問合せ
銕仙会 TEL:03-3401-2285(平日10時〜17時)FAX:03-3401-2313
銕仙会WEB予約はこちらからどうぞ

長山桂三WEBサイトhttp://keizou.net/

事前講座開催予定(11月上旬予定。決まり次第、告知致します)

仕舞

嵐山あらしやま 長山 耕三
田村たむらキリ 観世 淳夫
地謡 馬野 正基
野村 昌司
武田 祥照
小早川泰輝

花月かげつ

シテ 花月 長山 凜三
ワキ 旅僧 殿田 謙吉
アイ 清水寺門前ノ者 山本凜太郎
   
⼀噌 隆之
小鼓 飯冨 孔明
大鼓 柿原 弘和
地謡 浅見 真州
馬野 正基
浅見 慈一
長山 耕三
武田 友志
武田 文志
観世 淳夫
小早川泰輝
後見 観世銕之丞
長山 桂三

我が子が七歳の時に行方不明となり、それを機に出家の身となって諸国修行の旅に出た筑紫彦山の男が清水寺へと着く。

そこには花月と名乗る遊狂の少年が小唄を歌い、花を散らす鶯を弓で狙うなどしてうち興じていた。僧は花月に清水寺縁起を語る曲舞を所望するが、舞のうちにその少年こそが生き別れの我が子だと気づく。

二人は互いに名乗り合うと、花月は親子再会の喜びの内に羯鼓を舞い、天狗に捕られて諸国の山々を経巡ったことを語り舞う…。

明るく華やかで見せ場が多く、中世の芸能や雰囲気が感じられる遊興性の高い芸尽しの能。

———〈休憩15分〉———

狂言 成上なりあが

シテ 太郎冠者 山本東次郎
アド 山本泰太郎
アド すっぱ 山本 則俊

召使う太郎冠者を太刀持ちにして清水の縁日へと出た主従。さて参拝を終えた二人が通夜のために寝入ると、そこへすっぱ(盗人)が現れ、冠者の持つ太刀を杖竹にすり替えてしまう。

明け方、目を覚ました冠者は太刀が杖竹にすり替えられていることに気づいて驚く。なんとか主人を誤魔化そうと、嫁が姑に、子犬が親犬に、渋柿が熟柿に、山芋が鰻になることを世間では成り上がりと言うのだと冠者は言い…。

冠者がなんとか誤魔化そうと、主人を言いくるめようとする様がおかしみを誘う狂言。

能 羽衣はごろも彩⾊之伝

シテ 天女 長山禮三郎
ワキ 漁夫白龍 宝生 欣哉
ワキツレ 漁夫 大日方 寛
御厨 誠吾
   
松田 弘之
小鼓 大倉源次郎
大鼓 柿原 祟志
太鼓 大川 典良
地謡 山本 順之
清水 寛二
柴田  稔
北浪 貴裕
野村 昌司
坂井 音雅
武田 祥照
鵜澤  光
後見 鵜澤  久
安藤 貴康

漁夫白龍が駿河国三保の松原でこの世のものとも思えぬ美しい衣を拾う。その衣なくては天上に帰れぬと嘆く天女に、舞を見せれば衣を返すと条件を出す白龍。天女は衣がなくては舞えぬと言うが、先に衣を返せばそのまま帰ってしまうのではと白龍は疑う。しかし天女の「いや疑ひは人間にあり、天に偽りなきものを」という言葉に深く恥じ入り、白龍は衣を返す。

天女は喜び、美しく長閑な春景色を愛でつつ舞を舞うと春霞に紛れて天高く昇っていく…。

名高い三保松原の羽衣伝説をもとに、能では世俗的な描写を省き、天女を人間と比較することでその清浄無垢な美しさを際立たせ、麗らかな春に舞い遊ぶ天女の姿を美しく描いている。

「彩色之伝」の小書は天女が白蓮を頭に戴く等、その神々しさを強調した重い習いの演出。

さらに詳しい解説は<こちら>から

———〈休憩30分〉———

仕舞

きぬた 野村 四郎
船橋ふなばし 観世銕之丞
地謡 西村 高夫
小早川 修
武田 宗典
小早川泰輝

道成寺どうじょうじ赤頭・中之段数躙・無躙之崩

前シテ
後シテ
白拍子
蛇体
長山 桂三
ワキ 道成寺住僧 森  常好
ワキツレ 従僧 舘田 善博
森 常太郎
アイ 能力 山本 則重
山本 則秀
藤田六郎兵衛
小鼓 成田 達志
大鼓 亀井 広忠
太鼓 小寺真佐⼈
地謡 野村 四郎
西村 高夫
柴田  稔
小早川 修
北浪 貴裕
坂井 音雅
武田 文志
武田 宗典
   
後見 清水 寛二
浅見 慈一
長山 耕三
鐘後見 観世銕之丞
馬野 正基
武田 友志
安藤 貴康
観世 淳夫
狂言鐘後見 山本東次郎
山本 則俊
山本 則孝
若松  隆

満開の桜が咲き乱れる紀州道成寺。今日は長らく失われていた鐘を再興する鐘供養の日だからと、僧は能力に固く女人禁制を言い渡す。

そこへ舞を見せることを条件に庭に立ち入った白拍子は乱拍子を踏んで舞うが、やがて鐘を恨めしげに見上げたかと思うと一気に鐘の内へ飛び入り、鐘は大音を響かせ落ちてしまう。

実はその昔、山伏に恋した女が執心のあまり蛇体となり、この寺の鐘の中に匿われた山伏を鐘もろとも熔かし殺したのだ。僧は事の次第をそう語ると、その白拍子もその女の怨霊であろうと、法力を尽して祈り、鐘を引き上げる。

やがて鐘の中から蛇体と化した女が現れ、懸命に祈る僧たちに激しく挑みかかる…。

激しい気合を内に秘めた乱拍子を中心に、鐘入り、僧との激しい戦いという緊張感溢れる場面の連続で、女の底知れぬ情念を描いた能。

「赤頭」の小書は後シテが赤頭姿になるなど、より蛇体の激しさが強調される演出。また「中之段数躙」「無躙之崩」の小書はいずれも乱拍子に変化がつく特殊な演出。

さらに詳しい解説は<こちら>から


■入場料

 

SS席 14,000円
S席 11,000円
A席 8,000円
自由席 6,000円

 

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