銕仙会

銕仙会

その他の催し

三人の会 企画公演

会 場
観世能楽堂(全席指定)
日 時
  • 2019年3月10日(日)
  • 14時開演(13時20分開場)
  • 17時15分頃終演予定
入場料
こちらをご覧下さい
三人の会

お申込・お問合せ
チケット発売開始 11月28日(水)

・観世会 TEL:03-6274-6579(10時~17時)
・観世ネット www.kanze.net

三人の会
 谷本健吾〔観世銕之丞家〕、坂口貴信〔観世宗家〕、川口晃平〔梅若六郎家〕の三人は、同時期に各々の家にて住み込み修業をした縁で、独立後も舞台を共にすることが多く、師の芸の素晴らしさについて語り合うなかで、所属する家の垣根を越えて研鑽の場を持ちたいとの思いを共有することとなり、二〇一六年、それぞれの師より許しを得て「三人の会」を立ち上げました。

燦ノ会
 我々三人は、能楽喜多流の同期として歩んでおります。
 会を立ち上げ、ともに目指すものは、今この時に研鑽し合い、個々としても会としても「燦」の輝きを放つこと。そこから「産」につながっていくこと。「三」の力を合わせて、意義ある活動の場とするべく、年二回の定期公演を主軸として講演・講座などの活動の他、特集記事を公演プログラムやホームページに掲載するなどの発信をしています。

則重則秀の会
 ある日、二人でスケジュールを確認していた時に気が付きました。「意外に兄弟で狂言をやっていないなと」。そこで立ち上げたのが「則重・則秀の会」です。
 分かりやすさ、親しみやすさをモットーに、まだ狂言を観たことがない若い世代の方にも気軽に足を運んでいただけるよう、真面目に狂言の魅力を伝えていきたいと、春・秋年二回の公演を催しております。

ー静と動の舞ー

舞囃子 春日龍神

    友枝 真也
     
竹市  学
小鼓 観世新九郎
大鼓 亀井 広忠
  太鼓 林 雄一郎
     
地謡 谷  友矩
塩津 圭介
佐藤 寛泰
佐々木多門
大島 輝久

天竺に渡る志を立てた明恵上人は、暇乞いに春日明神を訪れる。しかし、宮守より思い留まることこそ神慮と告げられる。やがて龍神が八大龍王を引き連れて現れ、釈迦説法を再現して見せる。龍神は上人に入唐渡天を思い留まることを確かめると、猿沢の池の波を蹴立てて池水の中へと消えて行く。

舞囃子 

    坂口 貴信
     
竹市  学
小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 亀井 忠雄
     
地謡 観世 淳夫
武田 宗典
川口 晃平
観世銕之丞
谷本 健吾

訴訟の為に都に上った夫を待つ妻の元へ、侍女の夕霧が今年の暮れにこそ帰るとの文を持ち帰る。妻は夫への思いが届くようにと砧を打つが、そこへ今年も帰れぬとの報せに落胆し亡くなる。帰国してそれを知った夫が妻を弔うと、妻の霊が現れて夫への恨みと嘆きに成仏できないと訴えるが、読経の功徳で救われる。

狂言 茶壺

シテ すっぱ 山本 則重
アド

中国の者

山本 則秀
アド 目代 山本 則孝

茶壷を背負った男が酒に酔い道の真ん中に寝てしまう。そこへすっぱ(詐欺師)が通りかかり茶壷を取ってしまおうと二人の男は争いになる。仲裁人の目代が間に入るがらちがあかない。そこで目代はそのお茶の品種やこれまでに至った経緯を二人の者に問う。互いに謡や舞で語るが、さて目代の判断は…。

ー杖と長刀の舞ー

舞囃子 弱法師

    川口 晃平
     
竹市  学
小鼓 観世新九郎
大鼓 亀井 忠雄
     
地謡 観世 淳夫
鵜澤  光
武田 宗典
坂口 貴信
谷本 健吾

春の彼岸、四天王寺の施行に現れた盲目の乞食・弱法師は、梅の花の香を愛で、当寺の縁起を語り、心眼で日想観を拝み、難波の浦の景色を眺める。施主の高安通俊はその弱法師が生き別れた我が子と気づき、故郷へ伴う。

舞囃子 熊坂

    大島 輝久
     
竹市  学
小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 亀井 広忠
  太鼓 林 雄一郎
     
地謡 佐藤 寛泰
塩津 圭介
友枝 真也
塩津 哲生
佐々木多門

旅僧は美濃国・赤坂で、所の僧に弔いを頼まれ庵に導かれる。ところが庵には仏具などはなく武具ばかりが並べられているので不審に思い尋ねると、盗賊を退治するためのものだと答え、寝所に姿を消す。すると庵も消え、旅僧は草むらにいることに気づく。読経をする旅僧の前に盗賊・熊坂長範の霊が現れ、牛若丸に討たれた最期を語り消え失せる。

————————休憩20分————————
ー床几の舞ー

仕舞 頼政

    観世銕之丞
     
地謡 谷本 健吾
坂口 貴信
川口 晃平
観世 淳夫

宇治の平等院を訪ねた旅僧は、里の老人より源頼政が自害した「扇の芝」に案内され、老人は自分こそがその頼政であると告げて消える。やがて仮寝する僧の夢の中に甲冑をまとった頼政の霊が現れ、修羅道の苦しみを訴え宇治川の合戦や、自身の最期の様子を語り、僧に回向を頼み消え失せる。

小舞 通円

    山本 則秀
     
地謡 山本泰太郎
山本 則孝
山本 則重

旅の僧が宇治橋に差し掛かると誰もいない茶屋に茶湯が手向けられている。所の者に尋ねると「昔、宇治橋供養の時、通円という茶屋坊主が沢山の客に茶を点て、死んでしまった」と語り、弔いをお願いする。僧が弔いをしていると通円の亡霊が現れ生前の姿を語り、舞納め消えていく。討死と点て死に。通円の型や謡いは能 頼政のパロディとして作られており、実は頼政と通円(古川右内)は主従の関係でもある。

ー笛の旋律による舞ー

舞囃子 松風

        

    佐々木多門
     
竹市  学
小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 亀井 忠雄
     
地謡 谷  友矩
佐藤 寛泰
塩津 圭介
大島 輝久
友枝 真也

須磨の浦を訪ねた旅僧の前に海士の姉妹、松風・村雨の霊が現れ、かつてこの浦に流されていた在原行平への恋慕の情を語る。やがて松風は行平の形見の衣を纏うと、狂おしく舞う。そして妄執の苦しみを述べ僧に回向を頼み、夜明けとともに消え失せる。

舞囃子 天鼓 盤渉

    谷本 健吾
     
竹市  学
小鼓 観世新九郎
大鼓 亀井 広忠
太鼓 林 雄一郎
     
地謡 観世 淳夫
鵜澤  光
武田 宗典
川口 晃平
坂口 貴信

天から降ったという鼓を帝に献上しなかったため、天鼓は命を奪われる。それきり鼓は鳴らなくなってしまうが、宮中に召された天鼓の父・王伯が鼓を打つと妙音を発する。心を打たれた帝により追善の管弦講が営まれると、天鼓の霊が現れ弔いに感謝し、鼓を打ち舞を舞って姿を消して行く。


入場料(全席指定)
S席 6,500円
A席 4,500円
B席 3,000円

公演情報
定期公演
青山能
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