銕仙会

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その他の催し

第十二回桂諷會—源平屋島合戦—

  • 能「屋島 大事・奈須与市語」長山桂三
  • 狂言「二人大名」野村万作
  • 能「菊慈童」長山凜三
  • 他 仕舞
会 場
国立能楽堂
日 時
  • 2019年11月23日(土・祝)
  • 13時半開演(12時半開場)
入場料
こちらをご覧下さい 

桂諷會

お申込・お問合せ
銕仙会 TEL:03-3401-2285(平日10時〜17時)FAX:03-3401-2313
銕仙会WEB予約はこちらからどうぞ

長山桂三WEBサイトhttp://keizou.net/

事前講座
日時:2019年11月10日(日)
会場:世田谷長山能舞台
詳細はこちらをご覧ください。

屋島 大事・奈須与市語(やしま だいじ・なすのよいちのかたり)

前シテ
後シテ
漁翁
源義経
長山 桂三
ツレ 漁夫 長山 耕三
ワキ 旅僧 森  常好
ワキツレ 従僧 舘田 善博
梅村 昌功
アイ 屋島ノ浦人 野村 萬斎
   
松田 弘之
小鼓 大倉源次郎
大鼓 亀井 広忠
地謡 野村 四郎
浅井 文義
西村 高夫
柴田  稔
野村 昌司
坂井 音雅
武田 文志
観世 淳夫
後見 観世銕之丞
浅見 真州
清水 寛二

西国行脚する都の僧が源平合戦の跡地として名高い讃岐国(香川県)屋島の浦へと着いた。日も暮れ、僧が塩焼き小屋に一夜の宿を借りようと人を待つところに、漁師の老人と若者が春の夜の浦景色を愛でつつ帰宅する。老人は僧が都から来たと聞き、塩屋へと招き入れる。

夜すがら、老人はかつてこの地で激しく繰り広げられた源平屋島合戦の有様を聞かせてほしいと僧に所望され、おもむろに語り出す…。

源義経の見事な大将ぶり、悪七兵衛景清が三保谷四郎の兜の錣を掴んで引きあった錣引の様子、義経を守るため能登守教経の矢に倒れた佐藤継信の最期など、あまりに詳しい物語りに僧が老人にその名を問うと、老人は自分が義経であることをほのめかし、消え失せてしまう。

やがて夜も更けゆき、微睡む僧の夢枕に甲冑姿の義経の霊が現れた。

義経は修羅道の苦しみを述べると、屋島合戦で波に流された弓を名誉のため自ら命を賭して取り戻した、弓流しの様を語って聞かせる。

やがて再び修羅の時が訪れる。義経は修羅道の果てることない争いに再び身を投じ、夜明けとともに消え失せるのだった…。

『田村』『箙』とともに勝修羅三番に数えられる世阿弥作の修羅能の傑作。

「大事」の小書は、義経が波に流されながらも自ら取り落とした弓を拾うという緊張感あふれる場面を具体的な演技とともに見せる特殊演出。また「奈須与市語」の小書は、与市が扇の的を射落としたという有名なエピソードをアイが仕方に語って聞かせるという替えの間狂言で「大事」とともに非常に重い習いの小書。

さらに詳しい解説は<こちら>から

———〈休憩30分〉———

狂言 二人大名(ふたりだいみょう)

シテ 通りの者 野村 万作
アド 大名 高野 和憲
小アド 大名 中村 修一

大名が日頃心安くする大名を誘って野遊びに出たものの、供を連れずに出たので太刀持ちがいない。そこへ使いに急ぐ男が通りかかる。これ幸いと二人の大名は男を太刀で脅して無理やり太刀持ちをさせるが、腹を立てた男は隙を見て太刀を抜き、逆に小刀や小袖をよこせと二人を脅す。さらに調子に乗った男は…。

下克上の痛快さや音曲的興趣に富んだ狂言。

仕舞

道明寺(どうみょうじ) 観世銕之丞
野宮(ののみや) 長山禮三郎
求塚(もとめづか) 野村 四郎
地謡 浅井 文義
浅見 慈一
武田 文志
小早川泰輝
武田 崇史
———〈休憩15分〉———

能 菊慈童(きくじどう)

シテ 慈童 長山 凜三
ワキ 勅使 大日方 寛
ワキツレ 従臣 野口 能弘
野口 琢弘
   
杉 信太朗
小鼓 観世新九郎
大鼓 柿原 弘和
太鼓 小寺真佐人
地謡 浅見 真州
浅見 慈一
長山 桂三
長山 耕三
鵜澤  光
安藤 貴康
小早川泰輝
武田 崇史
後見 長山禮三郎
鵜澤  久
観世 淳夫

中国、魏の文帝の時代。れっけん山の麓に薬の水が湧き出たと聞きつけた帝は勅使を遣わし、その水源を探らせる。

その菊花咲き乱れる深山には不思議な少年が一人庵を結んでいた。誰何する勅使に、自分は周の穆王に仕えた慈童の成れの果てだと少年は名乗るが、周の時代は今から七百年も昔のこと。人間の身で今の時代まで命を長らえる者がいるはずがない、さては化生の者であろうと勅使は怪しみ問いただす。

しかし少年は帝から賜った枕に書かれていた法華経の経文を菊の葉に書き写したところ、そこから滴った露が不老不死の薬となった、そのため自分はこのように七百年もの齢を保ったのだと教える。

そして少年は永遠の生命を讃えると舞を舞い、もともと酒であるというれっけん山の泉の水を酌んで勅使に勧め、また自分もそれを飲んでは酔い、月下に舞い戯れる。

やがて慈童は枕を戴いて帝の徳を讃え、長久を祈るとそのまま庵に入るのだった…。

寿命長遠と御代を寿ぐ祝言姓の高い能。

さらに詳しい解説は<こちら>から


■入場料

 

SS席 10,000円
S席 8,000円
A席 6,000円
自由席 5,000円

 

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青山能
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