第二十一回 青葉乃会 延期公演
- 狂言「素袍落」山本東次郎
- 能「求塚」柴田稔
- 会 場
- 宝生能楽堂(全席指定)
- 日 時
-
- 2021年4月25日(日)
- 14時開演(13時開場)
- 17時頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい

お申込・お問合せ
・銕仙会 TEL:03-3401-2285(平日10時~17時)
※銕仙会WEBサイトでのお申込はこちらからどうぞ
主催 青葉乃会 https://aobanokai.exblog.jp/
○事前講座 〜ここが面白い「求塚」〜
2021年4月15日(木)18時30分〜20時
講師:姫野敦子(清泉女子大学准教授)
会場:銕仙会能楽研修所
入場無料(チケット購入者)
2021年4月15日(木)18時30分〜20時
講師:姫野敦子(清泉女子大学准教授)
会場:銕仙会能楽研修所
入場無料(チケット購入者)
解説
姫野 敦子(清泉女子大学准教授)
(20分)
仕舞
笹之段 (ささのだん)野村 四郎
笠之段 (かさのだん)観世銕之丞
笠之段 (かさのだん)観世銕之丞
地謡 | 小早川泰輝 清水 寛二 山本 順之 西村 高夫 |
笹之段
曲舞を得意とする芸能者、百万が、生き別れた我が子を尋ねて京都嵯峨の念仏会に行き、親子の道が自らの心の闇であり、子を思う故に乱れているのだと謡い、再会を祈る。能「百万」の一部である。
笠之段
難波の芦を売る男が、春の盛りの難波津の名所案内をし、後半は笠を操って笠尽くしの謡に合わせて舞う。能「芦刈」の一部である。
狂言 素袍落(すおうおとし)
シテ | 太郎冠者 | 山本東次郎 |
アド | 主 | 山本 則孝 |
〃 | 伯父 | 山本 則俊 |
太郎冠者は、主人の伯父から伊勢参宮の餞別として素袍をもらい、酔っぱらってしまう。帰りに主人と出会い、口止めを破って素袍をもらったことがばれ、主人は冠者が落とした素袍を隠す。素袍がないことに気付いた冠者は焦り、主人が素袍を見せると冠者は奪って逃げていく。
————〈休憩20分〉————
能 求塚(もとめづか)
前シテ 後シテ |
里女 菟名日少女ノ霊 |
柴田 稔 |
ツレ | 里女 | 浅見 慈一 |
〃 | 〃 | 観世 淳夫 |
〃 | 〃 | 青木 健一 |
ワキ | 旅僧 | 森 常好 |
ワキツレ | 従僧 | 舘田 善博 |
〃 | 〃 | 梅村 昌功 |
アイ | 所ノ者 | 山本凜太郎 |
笛 | 松田 弘之 | |
小鼓 | 大倉源次郎 | |
大鼓 | 原岡 一之 | |
太鼓 | 小寺眞佐人 |
地謡 | 安藤 貴康 鵜澤 光 谷本 健吾 長山 桂三 |
馬野 正基 西村 高夫 観世銕之丞 伊藤 嘉章 |
後見 | 野村 四郎 | |
鵜澤 久 | ||
清水 寛二 |
西国の僧たちが摂津の国生田の里につき、求塚の場所を菜摘女たちに尋ねるが、皆知らないと答え去っていく。ひとり残った菜摘女が求塚の由来を語る。
二人の男に求婚された菟名日少女(うないおとめ)が悩んだ末に入水し、男たちも殺し合って死んでしまったと語り、女は姿を消す。
塚の前で弔いをする僧の前に菟名日少女の霊が現れ、死後の世界でも、地獄に落ちて苦しんでいる様子を見せ、塚へと消えていく。
さらに詳しい解説は<こちら>から
S席(正面特別席) | 8,000円 |
A席(正面後方席) | 7,000円 |
B席(脇正面席) | 6,000円 |
C席(脇正面・中正面席) | 5,000円 |
学生 | 3,000円 |