銕仙会

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その他の催し

観世淳夫之会

  • 狂言「舟渡聟」野村萬斎
  • 能「井筒」観世淳夫
会 場
宝生能楽堂
日 時
  • 2021年12月25日(土)
  • 14時開演(13時半開場)
    17時15分頃終了予定
入場料
こちらをご覧下さい


観世淳夫之会

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お申込・お問合せ
銕仙会 TEL:03-3401-2285(平日10時〜17時)FAX:03-3401-2313
銕仙会WEB予約はこちらからどうぞ

事前講座「井筒」
会 場:銕仙会能楽研修所能舞台
日 時:2021年11月30日(火)18時30分~
講 師:原瑠璃彦(静岡大学専任講師)、観世淳夫
受講料:資料代500円
※要事前申込み(銕仙会 TEL03-3401-2285)

仕舞

生田敦盛クセ(いくたあつもり) 大槻 裕一
鞍馬天狗(くらまてんぐ) 観世三郎太
地謡 関根 祥丸
柴田  稔
観世 淳夫
安藤 貴康

      

狂言 舟渡聟(ふなわたしむこ)

シテ 船頭 野村 萬斎
アド 野村 裕基
小アド 野村太一郎
 
後見 中村 修一

ある聟が舅の家を訪れる途中、川を渡ろうと舟に乗る。するとその船頭が、聟が手土産に持っている酒を飲みたがる。最初は断るものの、あまりに船頭が強引なので聟は仕方なく酒を飲ませてしまう。川を渡り終え、無事に聟は舅の家に着くのだが……。

仕舞

難波(なにわ) 観世銕之丞
鳥追舟(とりおいぶね) 観世 喜正
地謡 安藤 貴康
長山 桂三
馬野 正基
谷本 健吾
———〈休憩〉———

能 井筒(いづつ)

前シテ
後シテ
里女
有常ノ娘
観世 淳夫
ワキ 旅僧 宝生 欣哉
アイ 里人 野村太一郎
   
竹市  学
小鼓 大倉源次郎
大鼓 亀井 広忠
後見 鵜澤  久
大槻 裕一
地謡 鵜澤  光 
谷本 健吾 
長山 桂三 
馬野 正基 
柴田  稔
浅井 文義
観世銕之丞
観世 喜正

諸国をめぐり歩く僧が、奈良・在原寺に立ち寄る。

ここは『伊勢物語』で有名な在原業平と、業平の友人・紀有常の娘が夫婦となって住んでいた石上。

寺の庭には井戸があり、僧がその傍らで休らっていると、一人の美しい女性があらわれる。彼女は井戸の水を汲み、由緒ありげな塚にお供えをしている。僧が声をかけると、この塚は業平の墓であり、彼女は弔いのために花や水を供えているのだという。

さらに女性は、業平の物語を語る。

この国に昔、ある男の子と女の子が隣近所で住んでいました。二人は井戸の傍らで遊び戯れ、井戸の水面に姿を映すなどしていました。やがて、月日とともにお互い恥じらいを持つ大人になってから、次のような和歌を交わし、契りを結ぶことになりました。

筒井筒井筒にかけしまろが丈
    生ひにけらしな妹見ざる間に
(幼い頃は井筒と背比べをしていたものですが、あなたを見ないうちに、私は井筒よりも大きくなったことでしょう。)

比べ来し振分髪も肩過ぎぬ
    君ならずして誰が上ぐべき
(お互い髪の長さを比べ合ったものですが、いまでは私の髪は肩よりも長くなりました。あなた以外にいったい誰のためにこの髪を上げましょうか。)

女性は、この男こそ業平であり、実は自分はその井筒の女、紀有常の娘なのだと打ち明け、井戸の陰に隠れて消えてゆく。

その夜、僧は寺にとどまると、夢に先ほどの女性が再びあらわれる。

彼女は今度は、業平の形見の直衣(のうし)と冠を身につけ、愛する業平になりきり、永久に続くような静かな追憶の舞を舞い続ける。

そして追憶の思いが最高潮に達するとき、再び「筒井筒」の和歌を口ずさみ井戸を覗く。するとその水面には、業平の姿をした自分の姿が。それを見て彼女はこうつぶやく。

「見ればなつかしや」

やがて寺の鐘が響き、夜が明けるとともに、夢は覚め、井筒の女も消えてしまい、あとには松吹く風や芭蕉の葉の音が残るばかりだった——

さらに詳しい解説は〈こちら〉から


■入場料

S席 10,000円
A席 8,000円
B席 7,000円
C席 6,000円
学生席(25歳以下) 3,000円

公演情報
定期公演
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