第九回 花乃公案
- 能「蝉丸 替之型」馬野正基・浅見慈一
- 狂言「寝音曲」高澤祐介
- 能「船弁慶 前後之替」北浪貴裕
- 会場
- 梅若能楽学院会館(全席指定)
- 日時
-
- 2023年4月9日(日)
- 午前11時開演(午前10時30分開場)
- 午後2時50分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
- 主 催
- 花乃公案(浅見慈一、馬野正基、北浪貴裕)

お申込・お問合せ
銕仙会
TEL:03-3401-2285(平日午前10時〜午後5時)
インターネットお申込みページ
※2月13日(月)午後1時より受付・発売開始
カンフェティ
TEL 0120-240-540(午前10時〜午後6時)
インターネット https://www.confetti-web.com/hananokouan/
※2月16日(木)発売開始
日時 | 3月24日(金)午後6時30分(午後6時開場) |
会場 | 銕仙会能楽研修所(東京都港区南青山4-21-29) |
入場料 | 500円(※本公演チケットご購入の方は無料・要予約) |
お申込み | 銕仙会(TEL03-3401-2285) |
能 蝉丸 替之型(せみまる かえのかた)
シテ | 逆髪 | 馬野 正基 |
シテ | 蝉丸 | 浅見 慈一 |
ワキ | 清貫 | 大日方 寛 |
ワキツレ | 輿舁 | 野口 能弘 |
〃 | 〃 | 野口 琢弘 |
アイ | 博雅三位 | 高澤 祐介 |
笛 小鼓 大鼓 |
八反田智子 曾和 正博 大倉慶乃助 |
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地謡 |
小早川康充 小早川泰輝 坂井 音雅 長山 桂三 |
泉 雅一郎 小早川 修 浅井 文義 松木 千俊 |
後見 | 清水 寛二 | 鵜澤 久 |
延喜帝の第四皇子蝉丸(シテ)は生まれながらに盲目であったため、勅命によって逢坂山に捨てられることになった。廷臣の清貫(ワキ)は嘆き悲しみ、蝉丸の髪を剃って出家の身とし、蓑、笠、杖を与えて別れを告げる。その後、琵琶の名手博雅の三位(アイ)と出会い藁屋に暮らすことになった蝉丸のもとに、姉の逆髪(シテ)がやってくる。逆髪は皇女の境遇に生まれながらも、髪の毛が逆立つ姿のために狂人となって辺境を彷徨っていたのだ。偶然に再会した二人はお互いの境遇に心を寄せ合い慰め合うが、やがて逆髪は蝉丸をその場に残して泣く泣く逢坂山を後にするのであった。小書「替之型」では本来はツレの蝉丸もシテの扱いとなり、逆髪と蝉丸の両者を主役として物語が描かれる。
さらに詳しい解説は<こちら>から
狂言 寝音曲(ねおんぎょく)
シテ | 太郎冠者 | 高澤 祐介 |
アド | 主 | 前田 晃一 |
後見 | 金田 弘明 |
能 船弁慶 前後之替(ふなべんけい ぜんごのかえ)
前シテ 後シテ |
静御前 平知盛の怨霊 |
北浪 貴裕 |
子方 | 源義経 | 武田 智継 |
ワキ | 武蔵坊弁慶 | 村瀬 提 |
ワキツレ | 義経の従者 | 村瀬 慧 |
〃 | 〃 | 矢野 昌平 |
アイ | 船頭 | 三宅 近成 |
笛 小鼓 大鼓 |
藤田 貴寛 田邊 恭資 柿原 弘和 |
|
太鼓 | 金春惣右衛門 | |
地謡 |
武田 崇史 坂井 音晴 武田 文志 坂井 音隆 |
武田 友志 西村 高夫 観世銕之丞 柴田 稔 |
後見 | 岡 久広 | |
観世 淳夫 | ||
武田 祥照 |
源頼朝との不和のため、源義経(子方)は武蔵坊弁慶(ワキ)らに伴われて西国に逃れようと津の国・大物浦に到着する。弁慶は船頭(アイ)に船の用意を申し付け、困難が予想される今後の道程を考えて一行に同道していた静御前(前シテ)を都に帰すように義経に進言する。静御前は落胆しながらも、船路の無事を祈りつつ別れの宴で舞を舞い、一行を見送る。やがて海上を進んでいくと俄に海が荒れ始め、周囲は不穏な様相に一変。そこに平知盛(後シテ)をはじめとする平家一門の亡霊が現れて襲い掛かってくるが、弁慶は法力によって果敢に立ち向かい、祈り伏せられた亡霊たちは彼方に消え失せるのであった。小書「前後之替」では前場の別れの表現が深まり、後場では常とは装束が変わり、緩急のある地謡によって物語が進展する。
さらに詳しい解説は<こちら>から
- ※座席図上の点線はすべて補助席となり、パイプ椅子でのご観劇となります。固定席完売時のみ、銕仙会にて販売致します。
- ※正面横席は、座席に傾斜がございます。
- ※脇正面の後方3列は桟敷席となり、履物を脱いでご観劇いただく座席です。
S席 | 10,000円 |
A席 | 8,000円 |
B席 | 7,000円 |
学生席 | 各3,000円引(25歳未満対象・銕仙会電話対応のみ) |