第十二回 花乃公案
- 能「木曽 願書・恐之舞」馬野正基
- 狂言「柑子」山本東次郎
- 能「遊行柳」浅見慈一
- 能「隅田川」北浪貴裕
- 会場
- 国立能楽堂(全席指定)
- 日時
-
- 2024年12月15日(日)
- 12時開演(午前11時開場)
- 午後4時55分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
- 主 催
- 花乃公案(浅見慈一、馬野正基、北浪貴裕)
お申込・お問合せ
■カンフェティ
TEL 050-3092-0051(午前10時〜午後5時)
インターネット https://www.confetti-web.com/@/hananokouan12/
※9月12日(木)午前10時発売開始
■銕仙会
TEL:03-3401-2285(平日午前10時〜午後5時)
※9月12日(木)午後1時発売開始
※銕仙会のお電話からは座席指定は承れません。
日時 | 2024年12月2日(月)午後6時30分開始(午後6時開場) |
会場 | 銕仙会能楽研修所(東京都港区南青山4-21-29) ※事前講座の会場は国立能楽堂ではありませんのでご注意ください。 |
入場料 | 500円(※本公演チケットご購入の方は無料/要予約) |
お申込み | 銕仙会(TEL03-3401-2285) ご希望の方は銕仙会(03-3401-2285)までお申し込みください。 |
能 木曽 願書・恐之舞(きそ がんしょ・かしこみのまい)
シテ | 覚明 | 馬野 正基 |
ツレ | 木曽義仲 | 坂井 音雅 |
ツレ | 池田次郎 | 長山 桂三 |
ツレ | 木曽郎等 | 小早川泰輝 |
ツレ | 〃 | 武田 祥照 |
ツレ | 〃 | 小早川康充 |
ツレ | 〃 | 坂井 音隆 |
ツレ | 〃 | 坂井 音晴 |
笛 小鼓 大鼓 |
藤田 貴寛 観世新九郎 柿原 弘和 |
|
地謡 | 青木 健一 安藤 貴康 鵜澤 光 谷本 健吾 |
鵜澤 久 西村 高夫 観世 喜正 松木 千俊 |
後見 | 観世銕之丞 | |
清水 寛二 |
倶利伽羅峠での平家との戦を前に、木曽義仲(ツレ)は覚明(シテ)や池田次郎(ツレ)などを従えて、埴生八幡に陣を敷く。義仲は戦況報告を聞くとともに、八幡宮に願書を納めて戦勝を祈願するため覚明に起草を命じる。やがて覚明が願書を書き上げると、それを読み上げて奉納する。その後、門出を祝う酒宴が開かれ、覚明が舞を舞っていると山鳩が飛んできて、願書受納の意を表し、一同はそれを伏し拝んで神のご加護を願う。こうして、義仲たちは平家との戦において無事、勝利を得るのであった。
狂言 柑子(こうじ)
シテ | 太郎冠者 | 山本東次郎 |
アド | 主 | 山本 則孝 |
後見 | 若松 隆 |
能 遊行柳 (ゆぎょうやなぎ)
前シテ 後シテ |
老人 老柳の精 |
浅見 慈一 |
ワキ | 遊行上人 | 御厨 誠吾 |
ワキツレ | 従僧 | 大日方 寛 |
ワキツレ | 〃 | 野口 能弘 |
アイ | 里人 | 山本凜太郎 |
笛 小鼓 大鼓 太鼓 |
松田 弘之 大倉源次郎 柿原 孝則 梶谷 英樹 |
|
地謡 | 小早川康充 小早川泰輝 坂井 音隆 坂井 音雅 |
泉 雅一郎 小早川 修 浅井 文義 柴田 稔 |
後見 | 清水 寛二 | |
馬野 正基 |
諸国を巡る遊行上人(ワキ)が白河の関辺りで夕暮れを迎えると、ひとりの老人と出会う。老人は先代の遊行上人が通った古道を教え、その先にある「朽木の柳」に一行を案内すると、そこで西行が歌を詠んだことを伝えて、上人から念仏を授かって姿を消す。その夜、上人らが念仏を唱え仮寝していると、老柳の精が現れて感謝の意を示し、昔を懐かしみながら柳にまつわる故事を語り、弱々しく舞を舞う。やがて上人らが目を覚ますと、そこには老いた柳の木だけが弱々しく立っていた。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
能 隅田川(すみだがわ)
シテ | 梅若丸の母 | 北浪 貴裕 |
子方 | 梅若丸 | 武田 智継 |
ワキ | 渡守 | 殿田 謙吉 |
ワキツレ | 旅人 | 則久 英志 |
笛 小鼓 大鼓 |
槻宅 聡 田邊 恭資 原岡 一之 |
|
地謡 | 鵜澤 光 安藤 貴康 谷本 健吾 坂井 音晴 |
長山 桂三 小早川 修 岡 久広 松木 千俊 |
後見 | 浅見 慈一 | |
武田 祥照 |
人商人に子供を拐われた母(シテ)が武蔵の国の隅田川までやってきて、舟に乗る。女は我が子への思いを述べると、渡守(ワキ)が一年前の出来事を語り出す。それは、人買いに買われた梅若丸という少年が病のために亡くなったという哀れな物語であった。女はその少年こそが我が子と知り、渡守の案内で対岸の墓所に向かい念仏を唱えることにする。すると、梅若丸の声が聞こえ、母と子は声をかけ合うのだが、やがて夜が明けてみると我が子の墓だけがそこに残っているのであった。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
S席(正面) | 12,000円 |
A席(脇正面) | 10,000円 |
B席(中正面) | 8,000円 |
学生席 | 各3,000円引(25歳未満対象) |