世阿弥を読む 第3期
『世子六十以後 申楽談儀』第1回
日 時 2025年2月20日(木)午後6時30分
会 場 銕仙会能楽研修所 2階能舞台
講 師 表きよし(国士舘大学21世紀アジア学部教授)
参加費 1000円(当日会場にてお支払い下さい)
お申込 銕仙会 TEL 03-3401-2285(平日午前10時~午後5時)
主 催 オフィスしみかん
岩波書店の日本思想大系「世阿弥・禅竹」を長年かかって読み進め、昨年全編を読み終えましたが、あらためて“世阿弥“を読んでみようと『世子六十以後申楽談儀』を選びました。
これは他の世阿弥伝書と異なり、息男元能が世阿弥から聞いたことを書きとめたもので、それ以後、元能は出家してしまいます。能の演技・演出に関する事柄に限らず、猿楽演能周辺の多彩で具体的な記述が多く、高い資料的な価値が認められています。
毎月一回、八月はお休みとして、十回ほど一年かけて読み込んでいきます。
初回は近年の世阿弥研究の成果も含めて、世阿弥伝書全般について表きよしさんにお話し頂き、『申楽談儀』に入っていこうと思います。
能役者だけでなく、色々な分野の方々、どうぞどなたでもお越し下さい。一緒に能談議をしていきましょう。(清水寛二)