第十三回 花乃公案(振替公演)
- 能「高砂 八段之舞」北浪貴裕
- 狂言「鬼瓦」高澤祐介
- 能「鸚鵡小町 杖三段之舞」馬野正基
- 能「恋重荷」浅見慈一
- 会場
- 宝生能楽堂(全席指定)
- 日時
-
- 2026年2月23日(月・祝)
- 12時開演(午前11時30分開場)
- 午後5時20分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
- 主 催
- 花乃公案(浅見慈一、馬野正基、北浪貴裕)
[振替公演に伴うチケットの取扱いについて]
会場の設備不具合が発生した影響により急遽、開催を延期した第13回「花乃公案」の振替公演を2026年2月23日(月・祝)に実施いたします。
当初予定していた9月公演のチケットをご購入の上で、振替をご希望である旨を花乃公案同人・事務局にお申し出いただいた方は、お手持ちのチケットをそのままご利用いただけます。
振替をご希望である旨をお伝えいただいていない方、もしくはすでに払い戻しを受けた方は対象外となりますので、改めてチケットをご購入ください。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
お申込み・お問い合わせ
銕仙会 TEL03-3401-2285
お申込・お問合せ
チケット発売 2025年10月27日(月)13時より
カンフェティ
TEL:050-3092-0051(平日午前10時〜午後5時)
インターネット https://confetti-web.com/@/hananokouan13
GETTIIS
インターネット https://www.gettiis.jp/event/detail/100424/E33872
銕仙会
TEL:03-3401-2285(平日午前10時〜午後5時)
能 高砂 八段之舞(たかさご)
| 前シテ 後シテ |
老翁 住吉明神 |
北浪 貴裕 |
| ツレ | 姥 | 坂井 音晴 |
| ワキ | 神主 | 福王 和幸 |
| アイ | 浦人 | 前田 晃一 |
| 笛 | 八反田智子 | |
| 小鼓 | 曽和伊喜夫 | |
| 大鼓 | 原岡 一之 | |
| 太鼓 | 金春惣右衛門 | |
| 地謡 | 安藤 貴康 長山 桂三 坂井 音隆 角当 直隆 |
柴田 稔 西村 高夫 岡 久広 小早川 修 |
| 後見 | 浅見 慈一 | 山中 迓晶 |
播磨国にある高砂の浦を訪れた阿蘇大神宮の神主たち(ワキ・ワキツレ)が、松の木陰を掃き清める老夫婦(前シテ・ツレ)と出会う。彼らは、高砂の松が遠く離れた住吉にある住の江の松と一対で「相生の松」と呼ばれ、常緑の松は終わりのない御代を表し、それ故に多くの和歌にも詠まれていると語る。そして、自分たちはその松の化身であると明かし、住吉での再会を約束して消えていく。高砂の浦人(アイ)から改めて松の謂れを聞いた一行は、住吉へと向かう。そこに住吉明神(後シテ)が現れて舞を舞い、太平の御代を寿ぐ。八段之舞の小書になると舞に緩急がつき、より一層祝言性が高められる。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
狂言 鬼瓦(おにがわら)
| シテ | 大名 | 高澤 祐介 |
| アド | 太郎冠者 | 金田 弘明 |
| 後見 | 土屋 光生 |
能 鸚鵡小町 杖三段之舞(おうむこまち)
| シテ | 小野小町 | 馬野 正基 |
| ワキ | 新大納言行家 | 宝生 常三 |
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笛 小鼓 大鼓 |
一噌 隆之 観世新九郎 柿原 弘和 |
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| 地謡 |
小早川康充 田口 亮二 坂井 音晴 角当 直隆 |
観世 淳夫 梅若 紀彰 浅井 文義 山崎 正道 |
| 後見 | 観世 喜正 | |
| 鵜澤 久 | ||
| 山中 迓晶 |
陽成院に仕える新大納言行家(ワキ)は勅使として、百歳を迎えた小野小町(シテ)を訪ねるため近江国関寺に向かう。そこに物乞いをして暮らす小町が現れ、行家は帝からの憐れみの歌を伝えると小町は帝からの厚情を思い、鸚鵡返しに返歌をする。年老いてすっかり気力も衰えた小町であったが、かつての才媛ぶりを発揮すると追憶に駆られ、その昔、在原業平が玉津島で舞った法楽の舞姿を思い出して静かに舞を舞う。やがて夕暮れを迎えると、都へと帰っていく行家の姿を寂しく見送り、小町は庵へと戻っていくのであった。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
能 恋重荷(こいのおもに)
| 前シテ 後シテ |
山科荘司 荘司ノ怨霊 |
浅見 慈一 |
| ツレ | 女御 | 長山 桂三 |
| ワキ | 臣下 | 舘田 善博 |
| アイ | 従者 | 高澤 祐介 |
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笛 小鼓 大鼓 太鼓 |
藤田 貴寛 鵜澤洋太郎 國川 純 梶谷 英樹 |
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| 地謡 | 小早川康充 田口 亮二 坂井 音隆 北浪 貴裕 |
泉 雅一郎 小早川 修 観世銕之丞 馬野 正基 |
| 後見 | 鵜澤 久 | |
| 安藤 貴康 |
白河院の庭で菊守をする老人・山科荘司(シテ)は、女御(ツレ)に恋心を寄せていた。その想いを知った女御は臣下(ワキ)を通じ、綾錦に包まれた荷を持ち上げることが出来れば、姿を見せることを約束する。しかし、それは大変な重さでどれだけ力をかけても持ち上げることが出来ず、老人は憤死してしまう。その後、女御がその死を悼む最中、突如として体が動かなくなると亡霊となった荘司が現れて地獄の苦しみを訴え、女御のおこないを責め立てる。しかし、 我が身を弔うのならば恨みを消し、女御を守護することを誓い、遂には消えてゆくのであった。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
| 正面席 | 12,000円 |
| 脇正面席 | 10,000円 |
| 中正面席 | 8,000円 |
| 学生席 | 各3,000円引(25歳未満対象・銕仙会のみ受付) |












