2025年度《定期公演》
会場 観世能楽堂
1月12日(日)午後1時30分
おきな 翁 |
大槻 文藏 | 「能にして能にあらず」能の古態を留め天下泰平五穀豊穣を予祝する神事の芸能。 | |
狂言 |
こぶがき 昆布柿 |
野村 萬 | 年貢を納めた淡路と丹波の百姓が和歌を見事に詠んで税を目出度く免除され…。 |
能 |
えま 絵馬 |
浅見 慈一 | 古代の神々が現れ五穀豊穰の絵馬を掛け、岩戸隠れを再現して天下泰平を寿ぐ。 |
予約受付開始:2024年10月15日(火) WEB 午前10時、TEL 午後1時
2月14日(金)午後6時
能 |
しゅんかん 俊寛 |
柴田 稔 | 平家転覆を謀った俊寛。その罪を赦す書状に俊寛の名はない。深い孤独と絶望。 |
狂言 |
こしいのり 腰祈 |
三宅 右近 | 山伏修行をした男が祖父の曲がった腰を気の毒に思い、祈りで直してやるが…。 |
能 |
せっしょうせき 殺生石 白頭 |
小早川 修 | 人に仇なし、遂にこの地で殺生石と化した妖狐はそれまでの経緯を語り始める。 |
予約受付開始:2024年11月11日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
3月14日(金)午後6時
能 |
はながたみ 花筐 |
馬野 正基 | 照日前は帝の残した花筐を手に都へ向う。古代の大らかさを感じさせる物狂能。 |
狂言 |
おかだゆう 岡太夫 |
善竹 十郎 | 蕨餅をご馳走になった聟は家で早速嫁に作らせようとするが、その名を忘れ…。 |
能 |
しょうくん 昭君 |
観世銕之丞 | 漢王により胡国の王呼韓邪単于に贈られた美女昭君と残されたその両親の悲劇。 |
予約受付開始:2024年12月16日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
4月11日(金)午後6時
狂言 |
みずかけむこ 水掛聟 |
山本泰太郎 | 田に引く水が原因で組み合いとなった舅と聟。妻が二人の間に割って入るが…。 |
能 |
うねめ 采女 |
清水 寛二 | 帝の愛を失い猿沢の池に入水し果てた采女は懐旧の舞を舞う。恋慕と哀傷の能。 |
予約受付開始:2025年1月14日(火) WEB 午前10時、TEL 午後1時
5月9日(金)午後6時
能 |
ただのり 忠度 |
観世 淳夫 | 平忠度の霊は朝敵ゆえに自分の歌が詠人知らずとされたことが妄執だと訴える。 |
狂言 |
ふねふな 舟船 |
山本東次郎 | 舟をふねと呼ぶか、ふなと呼ぶか。主従は互いに自分の方が正しいと主張し…。 |
能 |
こちょう 胡蝶物着 |
鵜澤 久 | 胡蝶の精は僧の回向により縁薄い梅花に戯れることが出来たと喜びの舞を舞う。 |
予約受付開始:2025年2月17日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
6月13日(金)午後6時
能 |
ひむろ 氷室白頭 |
谷本 健吾 | 亀山院臣下の前に示現した氷室明神は氷供御調達の有様を見せ御代を祝福する。 |
狂言 |
ひっくくり 引括 |
野村太一郎 | 離縁された妻は印に何なりと持って行けという亭主に袋を被せ引括っていく…。 |
能 |
かよいこまち 通小町雨夜之伝 |
西村 高夫 | 小野小町への恋の妄執故に地獄で苦しむ深草少将の霊は百夜通いの様を見せる。 |
予約受付開始:2025年3月17日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
7月11日(金)午後6時
能 |
かも 賀茂素働 |
片山九郎右衛門 | 雷神賀茂明神が激しい風雨を伴い現れ、雷鳴を鳴り響かせ五穀豊穰を予祝する。 | ||||||
狂言 |
こうじ 柑子 |
野村 万作 | 主人から預かった柑子(みかん)を食べた言い訳に冠者は俊寛の物語を始めて…。 | ||||||
能 |
ふなばし 船橋 |
長山 桂三 | 親により恋の通い路、船橋の船板を外されて死んだ男女が地獄の苦患を見せる。 |
予約受付開始:2025年4月14日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
9月12日(金)午後6時
能 |
ともえ 巴替装束 |
鵜澤 光 | 巴御前は今は最期の時を迎えるばかりの義仲への思いを胸に戦いに身を投じる。 | ||||||
狂言 |
よこざ 横座 |
野村 万蔵 | 自分の牛を連れた男に、名前を呼んで牛が返事をしたら返してやると言われ…。 | ||||||
能 |
とおる 融 |
観世 清和 | 冴え渡る月の下、河原院の廃墟で融の霊は華やかなりし日々を思い優雅に舞う。 |
予約受付開始:2025年5月12日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
10月10日(金)午後6時
狂言 |
ぬけがら ぬけから |
野村 萬斎 | 酔いつぶれて道端に眠り込んだ冠者を懲らしめるため主は鬼の面をかぶせて…。 | ||||||
能 |
ともなが 朝長 |
観世銕之丞 | 平治の乱に敗れ、美濃青墓に十六歳の若さで自害して果てた朝長の鎮魂の物語。 |
予約受付開始:2025年6月16日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
11月14日(金)午後6時
能 |
うたうら 歌占 |
安藤 貴康 | 頓死した三日後に総白髪となって生き返った歌占の男とその子との親子再会劇。 | ||||||
狂言 |
ちどり 千鳥 |
大藏彌太郎 | ツケのたまった酒屋からなんとか酒を買ってやろうと冠者は口八丁手八丁で…。 | ||||||
能 |
あおいのうえ 葵上古式 |
鵜澤 久 | 源氏の愛を失った御息所は嫉妬と屈辱の怨みから生霊となって葵上に取り憑く。 |
予約受付開始:2025年7月14日(月) WEB 午前10時、TEL 午後1時
12月12日(金)午後6時
能 |
たまかずら 玉鬘 |
清水 寛二 | 初瀬川に小舟に乗って現れた玉鬘の霊は母夕顔や源氏との数奇な運命を物語る。 |
狂言 |
がんつぶて 鴈礫 |
山本 則重 | 石礫で鴈を仕留めた男とそれは自分が弓矢で狙っていた鴈だと主張する大名…。 |
能 |
かんたん 邯鄲 |
観世 淳夫 | 旅の青年廬生が五十年をかけて極めた栄華も束の間の夢の内に過ぎなかった…。 |
予約受付開始:2025年9月16日(火) WEB 午前10時、TEL 午後1時
◆都合により番組・演者を変更する場合がございます。
■お申込み開始日
○賛助会員のお申込み | 2024年9月17日(火)より |
○一般前売券のお申込み |
各公演3ヶ月(3回)前の定期公演翌週月曜日の午後1時より(月曜日が祝日の場合は火曜日の午後1時より) 例)9月分は5月、10月分は6月、11月分は7月より |
■定期公演入場料(全席指定)
座席区分 | 1月公演 | 2月公演以降 | 賛助会員 (年間指定席/年11回) |
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全て税込み | |||
S席 | 8,500円 | 7,000円 | 75,000円 |
A席 | 7,500円 | 6,000円 | 65,000円 |
B席 | 6,500円 | 5,000円 | 54,000円 |
C席 | 6,000円 | 4,500円 | 49,000円 |
U25(25歳以下) | 4,200円 | 2,700円 | ─ |
※賛助会員制度は1年間同じ席でご覧いただくというものですが、随時入会も可能です。
詳しくは銕仙会事務所までお問い合わせください。
詳しくは銕仙会事務所までお問い合わせください。
■銕仙会〈定期公演・青山能〉共通回数券(5枚綴り)
一般回数券 22,000円
U25(25歳以下)回数券 10,000円
- 2025年度の定期公演、青山能にご利用頂けます(1月定期公演、青山能MIRAIにはご利用頂けません)。
- 複数枚の回数券を同一公演にご利用頂くことが可能です。どうぞご家族、ご友人をお誘いの上、お出かけ下さい。
- ご希望の公演毎に改めてチケットをご予約頂く必要がございます。お申込時に回数券をご利用の旨、お申し出下さい。
- 〈定期公演〉は原則的にB席(正面・中正面席)、〈青山能〉は一般券(自由席)との引き換えです。
- U25回数券をご利用の際は、回数券とご年齢を確認できる身分証明書等を公演当日にお持ち下さい。
- 回数券は年内にご利用になられなかった場合も含め、他公演チケットとの交換や払い戻しはできませんので、予めご了承下さい。
- 予約受付開始:2024年10月15日(火) 午後1時 (電話受付のみ)
※チケットは各公演の発売日よりお申込み頂けます。
※チケットは当日受付にて回数券と引き換えにお渡し致します。回数券をお忘れのないようご持参下さい。
※回数券は事前予約なしでもご利用頂けますが、当該公演チケットが完売の場合にはご利用頂けません。事前にお問合せの上、お出かけ下さい。
※お座席のご指定は頂けませんので予めご了承下さい。
※〈定期公演〉は追加料金でS席(+2,000円、正面席)及びA席(+1,000円、正面・脇正面席)に、〈青山能〉はベンチ席(+500円、自由席)に変更が可能です。
チケットお申し込み方法のご案内