定期公演〈4月〉
- 狂言「水掛聟」山本泰太郎
- 能「采女」清水寛二
- 会 場
- 観世能楽堂
- 日 時
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- 2025年4月11日(金)
- 午後6時開演(午後5時30分開場)
- 午後8時55分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
狂言 水掛聟(みずかけむこ)
シテ | 聟 | 山本泰太郎 |
アド | 舅 | 山本 則孝 |
〃 | 女 | 山本凜太郎 |
この辺りの百姓が自分の田に水がなくなっていることに気付く。見れば隣の聟の田に水が全て流れ込んでいるではないか。舅は堰を切って自分の田に水を流して帰るが、やがて聟もまた自分の田に水がなくなっているのに気付き、隣の舅の田から自分の田に水を流して帰る。
さて翌日、顔を合わせた二人は口論となり、畦を作ったり切ったりして、互いに自分の田へ水を引いているうちに、水しぶきが舅にかかり…。
————〈休憩15分〉————
能 采女(うねめ)
前シテ 後シテ |
里女 采女 |
清水 寛二 |
ワキ | 旅僧 | 宝生 欣哉 |
ワキツレ | 従僧 | 御厨 誠吾 |
〃 | 〃 | 宝生 尚哉 |
アイ | 里人 | 山本 則重 |
笛 小鼓 大鼓 |
八反田智子 鵜澤洋太郎 國川 純 |
|
地謡 | 安藤 貴康 | 観世 淳夫 |
鵜澤 光 | 西村 高夫 | |
谷本 健吾 | 片山九郎右衛門 | |
長山 桂三 | 馬野 正基 | |
後見 | 観世銕之丞 | |
鵜澤 久 |
頃は春。奈良春日野を訪れた旅の僧が春日神社へ向うと里の女が現れる。女は僧を猿沢池に案内すると、かつて帝に寵愛された采女(帝に仕える女官)が帝の心変わりに深く哀しみ、この池に身を投げて死んだのだと語る。さらに実は自分こそその采女なのだと明かすと、女は僧に回向を頼んで池の中へと消え失せてしまう。
夜すがら読経して僧が采女を弔っていると、やがて采女の亡霊が僧の回向に感謝しつつ現れる。
僧は草木国土悉皆成仏の理を説いて采女の成仏を約束すると、采女も自分は既に変成男子を遂げた身だと言って往生を遂げられることを喜ぶ。
さらに采女はかつての華やかな日々に思いを馳せて舞を舞うと、再び池の底へと姿を消すのだった…。
地方豪族の娘で帝に仕えた才女、采女と呼ばれる女たち。その宮廷での華やかな日々と、帝に愛を捧げて死んだ女を古代の大らかな空気の中に描いた能。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
一般前売り券 | 賛助会員 | ||
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S席 | 7,000円 | S会員 | 75,000円 |
A席 | 6,000円 | A会員 | 65,000円 |
B席 | 5,000円 | B会員 | 54,000円 |
C席 | 4,500円 | C会員 | 49,000円 |
U25(25歳以下) | 2,700円 |
※賛助会員制度は1月より1年間同じ席で御覧いただくというものですが、随時入会も可能です。
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