青山能MIRAI
- 狂言「重喜」山本則匡
- 能「岩船」安藤継之助
- 会 場
- 銕仙会能楽研修所
- 日 時
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- 2025年8月30日(土)
- 午後1時30分開演(午後1時開場)
- 午後2時40分頃終演予定
- 入場料
- (全席自由)こちらをご覧下さい
青山能MIRAIは能楽の未来を担う次世代の能楽師を皆様とともに育ててゆきたいという思いから企画された公演です。
仕舞
放下僧小歌(ほうかぞう) | 長山 凜三 |
羽衣キリ(はごろも) | 安藤 玄恵 |
鞍馬天狗(くらまてんぐ) | 青木 響平 |
地謡 | 青木 健一 長山 桂三 安藤 貴康 |
狂言 重喜(じゅうき)
シテ | 重喜 | 山本 則匡 |
アド | 住持 | 山本 則秀 |
〃 | 檀家 | 山本 則孝 |
地謡 | 加藤 元 山本 則重 山本凜太郎 |
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後見 | 若松 隆 |
この辺りに住む檀家の者が住持と新発意(新米の僧)の重喜を招待して、斎(法事で出される食事)を振る舞うことになった。
さて二人は早速出かけることにするが、住持は久しく頭を剃っていないので重喜に剃ってもらうことにする。しかし日頃から粗相ばかりの重喜のこと。刃物を扱わせるのが心配になった住持は、昔から「弟子七尺去って師の影を踏まず」と言うように師を敬って振る舞うものだと重喜を諭し、充分に注意して剃るよう言いつけるが…。
仕舞
鵜之段(うのだん) | 観世銕之丞 |
地謡 |
鵜澤 光 西村 高夫 清水 寛二 柴田 稔 |
————〈休憩10分〉————
能 岩船(いわふね)
シテ | 龍神 | 安藤継之助 |
ワキ | 勅使 | 宝生 朝哉 |
ワキツレ | 臣下 | 宝生 尚哉 |
〃 | 〃 | 大日方 陽 |
笛 小鼓 大鼓 太鼓 |
平野 史夏 宮増 大河 柿原 孝則 澤田 晃良 |
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地謡 | 長山 凜三 小早川康充 小早川泰輝 |
谷本 健吾 観世 淳夫 北浪 貴裕 |
後見 | 鵜澤 久 | |
安藤 貴康 |
天下泰平の御代。摂津国、住吉の濱の市で高麗・唐土の宝を買い求めてくるよう宣旨を賜り、勅使一行が住吉の浦を訪ねる。
一行が神代から今も続く御代とその恵みのありがたさを讃えていると、龍神が海中より姿を現す。
龍神は天の岩船に乗った神々が天の探女に漕ぎ寄せられて高天原から天降ったことに倣い、宝物を載せた岩船を守護して住吉の岸へと引き寄せる。
やがて八大龍王が海上に飛行して現れると岩船の綱を手に巻きつけ、ともに力を合わせて岩船を住吉の岸に着ける。船からは金銀珠玉の数多の宝が運び出され、御代の幾久しく栄えることが予祝されるのだった。
祝言性に特化した、すっきりとした構成の脇能。
■入場料(全席自由)
一般 | 3,000円 |
大学生 | 2,000円 |
小中高生 | 1,000円 |
親子ペア券 | 3,500円 |
※ベンチ席は各席500円追加