桂諷會企画公演
序之舞三番能 第3回公演
- 能「定家」長山桂三
- 会 場
- 銕仙会能楽研修所
- 日 時
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- 2024年6月30日(日)
- 午後1時30開演(午後1時開場)
- 午後4時頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
- 主催
- 能・狂言鑑賞の会
- 助成
- 公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]

お申込み
銕仙会
電話 03-3401-2285(平日 午前10時〜午後5時)
インターネットでのお申し込みはこちら
- 事前講座
- 会 場 世田谷長山能舞台(東京都世田谷区上野毛4-31-3)
- 日 時 2024年6月9日(日)午後1時開始(12時30分開場)
- 受講料 1,000円(15名限定)
- お申込み(銕仙会TEL03-3401-2285)
上演演目をより深く、より楽しくご鑑賞頂くため、見どころを実技を含めて分かりやすく解説致します。
○事前講座動画配信
6月12日(水)より、ウェブ上で事前講座の模様を動画配信致します。配信をご希望の方は、銕仙会までお申込み下さい。その際にメールアドレスを伺い、後日ご指定のメールアドレス宛てに動画配信のURLとパスワードを送信致します。
配信視聴料 1,000円
解説
表きよし(国士舘大学教授)
仕舞
熊坂(くまさか) | 長山 凜三 |
地謡 |
観世 淳夫 武田 文志 鵜澤 光 小早川康充 |
能 定家(ていか)
前シテ 後シテ |
里女 式子内親王 |
長山 桂三 |
ワキ | 旅僧 | 宝生 常三 |
ワキツレ | 従僧 | 舘田 善博 |
〃 | 〃 | 梅村 昌功 |
アイ | 所ノ者 | 山本 則重 |
笛 小鼓 大鼓 |
竹市 学 大倉源次郎 亀井 広忠 |
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地謡 | 浅井 文義 馬野 正基 浅見 慈一 北浪 貴裕 武田 文志 小早川泰輝 |
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後見 | 観世銕之丞 | |
観世 淳夫 |
北国から出てきた旅僧(ワキ)が都を訪れ、初冬の夕景色に見入っていた。すると、折悪く時雨にあたってしまったため、傍にあった建物で雨宿りをしていると里女(前シテ)が現れる。女は、その建物はかつて藤原定家によって建てられた「時雨の亭」だと教え、式子内親王の墓に案内すると、定家と内親王の偲ぶ恋を物語る。そして、定家の執心が蔦葛となって墓に纏わり付いた謂れを伝え、自分こそが内親王だと明かし、救済を求めつつ消えていく。
所の者(アイ)から仔細を聞いた僧が墓前で弔いをしていると、その内より痩せ細り変わり果てた姿となった内親王の亡霊(後シテ)が現れ、読経の功徳により定家葛の苦しみから脱したことに感謝し、往時を思い出して序之舞を舞う。しかし、かつての面影は露ほどもなくなった己の姿に恥じ入り、再び葛に纏われ、姿が見えなくなるのであった。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から