銕仙会

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その他の催し

故 山本順之一周忌追善

第六十六回 響の会

  • 能「半蔀立花供養」西村高夫

会 場
銕仙会能楽研修所
日 時
  • 2025年9月6日(土)
  • 午後3時30分開演午後3時開場
入場料
こちらをご覧下さい

響の会チラシ

主催 響の会(清水寬二・西村高夫) https://www.hibikinokai.com

 

協力・銕仙会 古流かたばみ会

お申込み
銕仙会
電話 03-3401-2285(平日午前10時〜午後5時)
インターネットでのお申し込み
GETTIIS  https://www.gettiis.jp/event/detail/100424/V32700


お話

法政大学能楽研究所 教授 山中 玲子

仕舞

天鼓キリ 鵜澤  久
松虫クセ 観世 淳夫
西行桜キリ 清水 寛二
地謡 小早川康充
谷本 健吾
北浪 貴裕
安藤 貴康

一調 誓願寺

観世銕之丞
     
太鼓 三島元太郎
——————〈休憩〉———————

能 半蔀 立花供養(はじとみ)

前シテ
後シテ
里女
夕顔女
西村 高夫
ワキ 宝生 欣哉
アイ 所ノ者 山本東次郎
   

小鼓
大鼓
藤田 次郎
大倉源次郎
国川  純
       
地謡 青木 健一
安藤 貴康
谷本 健吾
長山 桂三
北浪 貴裕
柴田  稔
観世銕之丞
馬野 正基
   
  後見 清水 寛二
浅見 慈一
観世 淳夫
     
  大塚 理航

若き日の光源氏は、夕顔の咲く家に住む女性(夕顔の女)と出逢い、恋に落ちた。能《半蔀》は、この時の思い出を夕顔の霊が回想する夢幻能である。「半蔀」は、板に格子を組み、上に跳ね上げて開ける格子戸のこと。夕顔の家の門にもこの戸が使われていた。

都、雲林院の僧が、夏安居(ひと夏寺から出ずにする修行)の間に仏に供えた花の供養をしていると、どこからともなく若い女が現れて白い花を供える。自身を「五條辺りの者」と仄めかして消えた女の言葉に従い、僧が五条辺に赴くと、草に覆われた家から半蔀を上げて夕顔の霊が現れ、夕顔の花を介した源氏との出逢いを回想して舞うが、夜明けとともに再び半蔀の奥に消えていく。

シテの夕顔は、物の怪に取り殺されてしまった自分の最期には触れず、幸せな出逢いの場の記憶に終始する。

通常、前場の立花供養の様子は謡で示すだけで観客の想像に委ねられているが、「立花供養」の小書(替演出)では舞台上に実際に立花を出すことになる。古くは造花の作リ物を出すこともあったが、現在は生きた花を用いることが多く、池坊の正式な立花をはじめ、さまざまな華道家が舞台上に花を生けている。今回は古流の大塚理航氏がこの役を担う。

さらに詳しい解説は〈こちら〉から


■入場料(全席指定)

座席は桟敷席、最後列にベンチ席有り

S席(正面) 10,000円
A席(脇正面) 8,000円
B席(脇正面橋掛り寄り) 6,000円

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