■2021年 前期 能『玄象』の魅力を探る
公開講座と能鑑賞
講座「能『玄象』の魅力を探る」
[第1回]5月7日(金)午後6時30分 於 銕仙会能楽研修所【中止】
[第2回]5月14日(金)午後6時30分 於 宝生能楽堂(銕仙会定期公演)
狂言「入間川」野村萬
能「玄象 替之型・早装束」大槻文藏
能「玄象 替之型・早装束」大槻文藏
[第3回]5月21日(金)午後6時30分 於 銕仙会能楽研修所
*中止となった、5月7日の公開講座を反映させ番組を変更いたしました。
1.琵琶の名器「玄象」をめぐる音楽説話の諸相
大谷 節子
延年の大風流の題材でもあった琵琶の名器「玄象」は、中国からの招来説話と日本における様々な奇瑞譚を持っています。「音楽」をめぐるこれらの伝承を辿り、能「玄象」に込められている壮大な物語世界とメッセージを探ります。
2.実技
仕舞 経正 「亡者も立ち寄り燈火の影に」ヨリ、クセ留迄
鵜澤 光
地謡 | 観世 淳夫 北浪 貴裕 西村 高夫 谷本 健吾 |
楽琵琶三秘曲 啄木・流泉・楊真操
岩佐 鶴丈
*楽琵琶三秘曲
「啄木」「流泉」「楊真操」は遣唐使の藤原貞敏が唐の廉承武から伝承された三秘曲。839年の帰国の際、楽琵琶の名器「青山」(経正の愛器)「玄象」「獅子丸」とともに授けられた。
3.対談「玄象」——解釈と演出
観世銕之丞
大谷 節子
進行 清水 寛二