銕仙会

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公開講座

■2023年 前期 能『雨月』『舎利』の魅力を探る

2023年前期 公開講座と能鑑賞

講座「能『雨月』『舎利』の魅力を探る」


[第1回]6月2日(金)午後6時30分 於 銕仙会能楽研修所

1、能「雨月」「舎利」を読む

高橋 悠介

西行と風雅な老夫婦との和歌をめぐる交流を描く「雨月」の背景には、中世の人々が西行について抱いていたイメージや、和歌の神としての住吉明神信仰があります。また、「舎利」の背景には、宋代仏教の影響下に広がった仏牙舎利や韋駄天の信仰があり、こうした点をふまえながら、能作品を読み解きます。


[第2回]6月9日(金)午後6時 於 宝生能楽堂(銕仙会定期公演)


能「雨月」  浅井 文義
狂言「二千石」石田 幸雄
能「舎利」  谷本 健吾


[第3回]6月16日(金)午後6時30分 於 銕仙会能楽研修所

1、対談 能「雨月」「舎利」—解釈と演出

高橋 悠介
観世銕之丞

2、実技 仕舞

笠之段 長山 桂三
 
龍虎 谷本 健吾
安藤 貴康
地謡 西村 高夫
北浪 貴裕
鵜澤  光
青木 健一

■講師プロフィール

高橋 悠介(たかはし ゆうすけ)

一九七八年生まれ。慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授。観世文庫評議員。専門は日本中世文学(特に能楽)及び寺院資料研究。著書に『禅竹能楽論の世界』(慶應義塾大学出版会、二〇一四年)、編著に『宗教芸能としての能楽』(勉誠出版、二〇二二年)などがある。

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