銕仙会

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公開講座

■2023年 後期 能『摂待』の魅力を探る

2023年後期 公開講座と能鑑賞

講座「能『摂待』の魅力を探る」

第1回:11月1日(水)午後6時30分
第2回:11月10日(金)午後6時
   *定期公演鑑賞
第3回:11月15日(水)午後6時30分
●会場
講座:銕仙会能楽研修所
鑑賞:宝生能楽堂(第2回)

[第1回]11月1日(水)午後6時30分 於 銕仙会能楽研修所

1、能「摂待」を読む

高橋 悠介

能「摂待」では、山伏姿で奥州に向かう源義経一行が、屋島の合戦で義経を守るために討ち死にした佐藤継信の母と遺児に、山伏摂待を通して対面し、その問答の中で、主従の忠義や親子の愛情が描かれます。『平家物語』や『義経記』などにみえる、屋島の合戦や、義経と佐藤兄弟の物語をふまえて、能「摂待」について考えてみます。

2.実技 舞囃子(アシライによる)
屋島 観世 淳夫
地謡 柴田  稔
馬野 正基
長山 桂三
小早川泰輝
アシライ 鵜澤  久

[第2回]11月10日(金)午後6時 於 宝生能楽堂(銕仙会定期公演)


狂言「粟田口」野村 萬斎
能「摂待」観世銕之丞

[第3回]11月15日(水)午後6時30分 於 銕仙会能楽研修所

1、実技 舞囃子(アシライによる)
船弁慶 清水 寛二
地謡 西村 高夫
                  北浪 貴裕
                  観世 淳夫
                  小早川康充

アシライ 鵜澤  光

2、対談 能「摂待」—解釈と演出

高橋 悠介
観世銕之丞


■講師プロフィール

高橋 悠介(たかはし ゆうすけ)

一九七八年生まれ。慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授。観世文庫評議員。専門は日本中世文学(特に能楽)及び寺院資料研究。著書に『禅竹能楽論の世界』(慶應義塾大学出版会、二〇一四年)、編著に『宗教芸能としての能楽』(勉誠出版、二〇二二年)などがある。

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