銕仙会

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その他の催し

2025年前期 公開講座と能鑑賞

~ 講座「能『采女』の魅力を探る」~

第1回:4月3日(木)午後6時30分
第2回:4月11日(金)午後6時 *定期公演鑑賞
第3回:4月17日(木)午後6時30分

●会場
講座:銕仙会能楽研修所
鑑賞:観世能楽堂(第2回)

定期公演〈4月〉
狂言「水掛聟」山本泰太郎
能「采女」清水 寛二
詳細はこちら 定期公演4月

この講座は改めて皆様に能との新鮮な出会いをしていただくための講座です。

2025年前期は能『采女』を取り上げ、その魅力を再発見していきます。

4月銕仙会定期公演で上演される『采女』の詳細な解説、関連するテーマを持つ演目の実技、講師と演者の対談など、盛り沢山の内容です。

講師には高橋悠介慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授をお招きし、より深く皆様を能楽の世界へとご案内致します。

能鑑賞がより充実したものとなるよう、皆様お誘い合わせの上、ご参加下さい。

●入場料
全3回通し券(鑑賞指定席券を含む)一般8,000円、U25(25歳以下)5,000円
講座1回券 一般2,000円、U25(25歳以下)1,500円
※全3回通し券の能鑑賞のお席はお申込み順に決めさせて頂きます(講座は全席自由席)。
※鑑賞券のみのお申込みも承っております。詳しくは銕仙会まで。
 S席7000円、A席6000円、B席5000円、C席4500円、U25席(25歳以下)2700円
●お申込み・お問合せ先
銕仙会(てっせんかい)
TEL.03-3401-2285(平日10時-17時)

[第1回] 4月3日(木)午後6時30分 銕仙会能楽研修所

1、能「采女」を読む

高橋 悠介

奈良の春日社と猿沢の池を舞台に、帝の寵愛を失って入水した采女の霊が現れる。「采女」は、世阿弥作の可能性が高い作品です。二つの采女の説話に加え、春日社をめぐる神仏習合的な世界が描かれるこの曲について、春日社の縁起説、祭神と本地仏の関係、社頭を釈迦の浄土に見立てる思想などをふまえながら、読んでみます。

2、実技 素謡 野守

シテ 観世 淳夫
ワキ 長山 桂三

地謡 観世銕之丞
小早川 修
谷本 健吾

[第2回]4月11日(金) 観世能楽堂

銕仙会定期公演
狂言 水掛聟  山本泰太郎
 能 采 女  清水 寛二

[第3回]4月17日(木)午後6時30分 銕仙会能楽研修所

1、実技 仕舞 春日龍神

安藤 貴康

地謡 柴田  稔
観世 淳夫
鵜澤  光
小早川泰輝

2、対談 能「采女」—解釈と演出

高橋 悠介
清水 寛二


■講師プロフィール

高橋 悠介(たかはし ゆうすけ)

一九七八年生まれ。慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授。観世文庫評議員。専門は日本中世文学(特に能楽)及び寺院資料研究。著書に『禅竹能楽論の世界』(慶應義塾大学出版会、二〇一四年)、編著に『宗教芸能としての能楽』(勉誠出版、二〇二二年)などがある。

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