定期公演〈5月〉
- 能「忠度」観世淳夫
- 狂言「舟船」山本東次郎
- 能「胡蝶 物着」鵜澤久
- 会 場
- 観世能楽堂
- 日 時
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- 2025年5月9日(金)
- 午後6時開演(午後5時30分開場)
- 午後9時5分頃終演予定
- 入場料
- こちらをご覧下さい
事前講座「忠度」「胡蝶」
能をより深く、より楽しく鑑賞して頂くため、能楽研究者と能楽師が公演当日の見どころ等をお話し致します。どうぞご参加下さい。
- 日 時: 2025年5月1日(木)午後5時(午後7時頃終了予定)
- 会 場: 銕仙会能楽研修所 2階能舞台
- 講 師: 原瑠璃彦(静岡大学准教授)、観世淳夫、鵜澤久
- 受講料: 資料代500円(当日会場にてお支払い下さい。)
※5月定期公演のチケットをお持ちの方は無料 - お申込: 銕仙会 TEL 03-3401-2285(平日午前10時〜午後5時)
※要事前申込み
能 忠度 (ただのり)
前シテ 後シテ |
尉 薩摩守忠度 |
観世 淳夫 |
ワキ | 旅僧 | 御厨 誠吾 |
ワキツレ | 従僧 | 野口 琢弘 |
〃 | 〃 | 渡部 葵 |
アイ | 里人 | 山本凜太郎 |
笛 小鼓 大鼓 |
松田 弘之 田邊 恭資 佃 良太郎 |
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地謡 | 小早川康充 青木 健一 安藤 貴康 鵜澤 光 |
野村 昌司 浅見 慈一 馬野 正基 長山 桂三 |
後見 | 浅井 文義 | |
清水 寛二 |
須磨の浦を訪れた藤原俊成ゆかりの僧が桜の木陰で休んでいると不思議な老人が現れた。老人は一夜の宿を乞う僧に「行き暮れて木の下蔭を宿とせば花や今宵の主ならまし」という平忠度の歌を引き、この桜の木陰に勝る宿はないと言って忠度の回向を頼んで消え失せる。
夜半、忠度の霊が現れ、生前に和歌の師である俊成に託した自分の歌が、死後朝敵ゆえに詠人知らずとされた執心を語って一ノ谷での最期の有様を見せる…。
和歌への妄執を主題とした風雅な修羅能。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
狂言 舟船(ふねふな)
シテ | 太郎冠者 | 山本東次郎 |
アド | 主 | 山本 則孝 |
遊山に出かけた主人と太郎冠者。渡し舟を見つけて「ふなやい」と呼びかける冠者に、あれは「ふね」というものだと教える主人。冠者は古歌にも「ふな」と詠む歌があると言い、「ふな」着きともいうではないかと反論。やがて二人は古歌を応酬して自分が正しいと言って争うが、ネタの尽きた主人は苦し紛れに「ふね」と謡う謡を謡い…。
能 胡蝶 物着(こちょう ものぎ)
前シテ 後シテ |
里女 胡蝶ノ精 |
鵜澤 久 |
ワキ | 旅僧 | 宝生 欣哉 |
笛 小鼓 大鼓 太鼓 |
一噌 隆之 飯田 清一 亀井 広忠 三島元太郎 |
|
地謡 | 小早川康充 小早川泰輝 青木 健一 安藤 貴康 |
北浪 貴裕 西村 高夫 柴田 稔 小早川 修 |
後見 | 観世銕之丞 | |
谷本 健吾 |
吉野の僧が早春の都を訪れ、古びた宮の軒端で今を盛りと咲く梅花を眺めていると、そこへ里の女が現れ、実は自分は胡蝶の精だと明かす。さらに自分は春夏秋の草花と戯れることは出来るが、早春の梅の花とは縁がないのだと言って嘆き、消え失せてしまう。
やがて夜になり、僧の読経に胡蝶の精が現れると回向に感謝し、月下の梅花に喜びのうちに舞い戯れる…。
観世小次郎信光の作による能で、同じく信光作の能「船弁慶」とは対照的な華やかで気品溢れる能。
さらに詳しい解説は〈こちら〉から
一般前売り券 | 賛助会員 | ||
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S席 | 7,000円 | S会員 | 75,000円 |
A席 | 6,000円 | A会員 | 65,000円 |
B席 | 5,000円 | B会員 | 54,000円 |
C席 | 4,500円 | C会員 | 49,000円 |
U25(25歳以下) | 2,700円 |
※賛助会員制度は1月より1年間同じ席で御覧いただくというものですが、随時入会も可能です。
詳しくは銕仙会事務所までお問い合わせください。
TEL 03-3401-2285
■お申し込み
電話 |
銕仙会 03-3401-2285 (平日午前10時~午後5時) |
インターネット |
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