銕仙会

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銕仙会上演記録

■2017年01月18日 青山能

  • 仕舞「老松」観世銕之丞
  • 仕舞「巻絹キリ」清水寛二
  • 狂言「宝の槌」善竹大二郎
  • 能「巴」谷本健吾
会 場
銕仙会能楽研修所
日 時
  • 2017年1月18日(水)
  • 午後6時30分開演
銕仙会青山能〈1月〉

仕舞

老松おいまつ

観世銕之丞
巻絹まきぎぬキリ 清水 寛二

狂言 たからつち

シテ 太郎冠者

善竹大二郎

アド 善竹 十郎
すっぱ 野島 伸仁

宝比べに出す宝を都で買い求めてくるよう主人に命じられた太郎冠者。さて都へと行き、大声で宝を買おうと呼び歩く冠者にすっぱ(詐欺師)が声をかけ、古い太鼓の撥を打出の小槌だと騙って売りつける。

まんまと騙された冠者は意気揚々と帰宅し、主人のために早速馬を打ち出そうと呪文を唱え始めるが…。

冠者の慌て振りや取り繕いが笑いを誘う狂言。

能 ともえ

前シテ
後シテ
里女
巴御前
谷本 健吾
ワキ 旅僧 村瀬  提
ワキツレ 従僧 村瀬  慧
矢野 昌平
アイ 里人 善竹富太郎
     
栗林 祐輔
小鼓 鳥山 直也
大鼓 原岡 一之
地謡 鵜澤  光 北浪 貴裕
青木 健一 浅見 慈一
安藤 貴康 馬野 正基
   
後見 鵜澤  久
西村 高夫

信濃国木曽の旅僧が近江国粟津へと着く。そこへ現れた女はこの粟津の原こそ木曽義仲が祀られている場所であり、同郷の木曽の僧がこの地に立ち寄ったのも何かの縁であると、僧に義仲のために読経を頼み、自らも亡霊であると明かして消え失せてしまう。

やがて僧の読経に、甲冑姿の巴御前の霊が現れた。

巴は主君義仲が女である自分を最期の時まで供をさせなかったことが執心となっているのだと恨み言を述べ、昔語りを始める。

雪の残る一月の粟津の原。手傷を負った義仲は馬で泥深い田に踏み込み、抜け出せなくなった。敵に討たれるよりはと巴は義仲に自害を勧め、自らも供をしようとするが、義仲は女である巴を引き留める。巴は言葉もなく涙を流すが、押し寄せる敵に長刀を取って奮戦し、敵を蹴散らす。やがて義仲の許へと戻ると既に義仲は松の根元で自害を遂げていた…。巴はそう語ると、僧に回向を頼んで消え失せる…。

巴の義仲に対する思慕の念によって艶やかな印象を与える、女性を主人公にした唯一の修羅能。

さらに詳しい解説は〈こちら〉から

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