銕仙会

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銕仙会上演記録

■2018年03月28日 青山能

  • 仕舞「花月クセ」浅見慈一
  • 仕舞「網之段」馬野正基
  • 狂言「太刀奪」三宅右矩
  • 能「熊野」長山桂三
会 場
銕仙会能楽研修所
日 時
  • 2018年3月28日(水)
  • 午後6時30分開演
銕仙会青山能〈3月〉

仕舞

花月かげつクセ 浅見 慈一
網之段あみのだん 馬野 正基
地謡 青木 健一
北浪 貴裕
小早川 修
鵜澤  光

狂言 太刀奪たちばい

シテ 太郎冠者 三宅 右矩
アド 三宅 近成
アド 使いの者 金田 弘明

北野神社に参詣に出た主人と太郎冠者。道中、太刀を持たぬ主人のため、冠者は往来の者が持つ見事な太刀を奪おうと近づく。しかし逆に脅かされ、主人の大事な小刀を奪われてしまう。

一旦は逃げ帰った冠者は小刀を取り戻すため主人とともに男を待ち伏せる。主人が後ろから羽交い絞めにして、男に縄をかけるよう冠者に命じるが、そこから冠者は悠長に縄を綯い始め…。

能 熊野ゆや

シテ 熊野 長山 桂三
ツレ 朝顔 観世 淳夫
ワキ 平宗盛 舘田 善博
ワキツレ 従者 森 常太郎
     
栗林 祐輔
小鼓 大山 容子
大鼓 安福 光雄
   
地謡 小早川泰輝
青木 健一
北浪 貴裕
浅見 慈一
柴田  稔
馬野 正基
   
後見 清水 寛二
西村 高夫

遠江国池田の宿に熊野という遊女がいた。熊野は平宗盛に寵愛を受け、はるばる都に留め置かれており、故郷の老母の病気のため度々暇を乞うも許されずにいた。

侍女の朝顔が携えてきた母からの手紙には、余命わずかとある。朝顔を引き連れ宗盛の前で手紙を読み上げ、再び暇を乞うが宗盛はそれを許さず、ともに心を慰もうと清水寺へと牛車を出し、花見の供をさせる。賑わう花盛りの京都、心細くも清水寺に着き、本堂で母の無事を祈っていると、宗盛は熊野を酒宴に呼びよせ、舞を舞わせる。満開の桜の下、陰鬱な思いで舞う熊野。時しも俄かに村雨が降り、花を散らす。母への思いを歌に詠むとさすがの宗盛も熊野の帰郷を許すのであった。

春爛漫の都の景色の中、散り行く桜にそれぞれの思いを重ね合わせた能。

さらに詳しい解説は〈こちら〉から

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安藤 貴康
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