■2021年10月27日 青山能
- 仕舞「三輪 クセ」長山桂三
- 仕舞「鵺」浅見慈一
- 能「浮舟 彩色」馬野正基
- 会 場
- 銕仙会能楽研修所
- 日 時
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- 2021年10月27日(水)
- 午後6時30分開演
仕舞
三輪 クセ(みわ) | 長山 桂三 |
鵺(ぬえ) | 浅見 慈一 |
地謡 |
小早川泰輝 安藤 貴康 谷本 健吾 青木 健一 |
能 浮舟 彩色(うきふね さいしき)
前シテ 後シテ |
里女 浮舟 |
馬野 正基 |
ワキ | 旅僧 | 舘田 善博 |
アイ | 里人 | 野村万之丞 |
笛 小鼓 大鼓 |
藤田 貴寛 田邊 恭資 大倉慶乃助 |
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地謡 | 鵜澤 光 観世 淳夫 長山 桂三 |
北浪 貴裕 西村 高夫 柴田 稔 |
後見 | 鵜澤 久 | |
谷本 健吾 |
初瀬から上京する旅の途中、僧が宇治の里に立ち寄ると、小舟に乗って寄辺ない身を嘆く女と出会う。
女は『源氏物語』のその昔、ここ宇治の里に住んだ浮舟の物語を語り始める。
薫中将に匿われ、宇治に隠れ住んでいた浮舟。一方で忍び尋ねて来た匂宮にも愛され、板挟みの恋に懊悩した浮舟は、やがて行方知れずの身となる…。
ためらいつつも詳しく物語る女は、都に近い小野に住むという。そして物の怪に憑かれ苦しむ身なのだと素性を明かすと、僧に助けを求めて姿を消す。
里人に話を聞き、先ほどの女は浮舟の亡霊だと確信した僧は、小野へ赴き弔いを始める。
御法の声に引かれて現れた浮舟の亡霊は、苦悩の末宇治川に身を投げるも、横川僧都に助けられ小野に伴われた過去を語る。初瀬寺の観音の慈悲を讃え、執心晴れた浮舟の霊は、夜明けとともに姿を消すのであった。
二人の貴公子の間で揺れた浮舟の物語を描いた能。
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