■2021年11月24日 青山能
- 仕舞「道明寺」観世銕之丞
- 仕舞「江口クセ」谷本健吾
- 能「天鼓」安藤貴康
- 会 場
- 銕仙会能楽研修所
- 日 時
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- 2021年11月24日(水)
- 午後6時30分開演
仕舞
道明寺(どうみょうじ) | 観世銕之丞 |
江口 クセ(えぐち) | 谷本 健吾 |
地謡 | 鵜澤 光 長山 桂三 柴田 稔 青木 健一 |
能 天鼓(てんこ)
前シテ 後シテ |
王伯 天鼓 |
安藤 貴康 |
ワキ | 勅使 | 野口 能弘 |
アイ | 勅使ノ従者 | 山本 則秀 |
笛 | 栗林 祐輔 | |
小鼓 | 鳥山 直也 | |
大鼓 | 佃 良太郎 | |
地謡 | 小早川泰輝 観世 淳夫 長山 桂三 |
北浪 貴裕 小早川 修 浅見 慈一 |
後見 | 鵜澤 久 | |
馬野 正基 |
中国、後漢の時代。天より降り下った鼓を持つ天鼓という少年がいた。妙音を鳴らす鼓の評判を聞きつけた帝は鼓を所望するも、天鼓は鼓とともに山中に隠れてしまう。やがて探し出された天鼓は呂水に沈められ、鼓だけが内裏に召されることに。しかし鼓は主との別れを惜しんだのか、その後音を鳴らさない。
ならば父王伯に打たせよとの宣旨により、勅使は王伯の私宅へと向かう。子を先立てた悲しみに深く沈む王伯であったが、心細く参内に出で鼓を打つと妙音が鳴る。さすがの帝も心を打たれ、王伯に宝物を与えて帰宅を許し、天鼓のために管絃講を催すことを約束する。
管絃講の音楽に誘われ、呂水に姿を現した天鼓の亡霊。天鼓は弔いを喜んで鼓を軽やかに打ち、水と遊び戯れると、やがて夜明けとともに幻となるのであった。
少年天鼓が星空のもと舞い遊ぶ、親子の恩愛を描いた能。
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