■2022年02月18日 定期公演
- 能「高野物狂」清水寛二
- 狂言「口真似」山本則孝
- 能「雷電」鵜澤光
- 会 場
- 宝生能楽堂(全席指定)
- 日 時
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- 2021年2月18日(金)
- 午後6時開演(午後5時15分開場)
能 高野物狂 (こうやものぐるい)
シテ | 高師四郎 | 清水 寛二 |
子方 | 平松春満 | 谷本 康介 |
ワキ | 高野山ノ僧 | 森 常好 |
アイ | 下人 | 山本 則秀 |
笛 | 松田 弘之 | |
小鼓 | 飯田 清一 | |
大鼓 | 國川 純 | |
地謡 | 小早川泰輝 | 北浪 貴裕 |
青木 健一 | 柴田 稔 | |
安藤 貴康 | 片山九郎右衛門 | |
長山 桂三 | 小早川 修 | |
後見 | 観世銕之丞 | |
谷本 健吾 |
配役変更
笛 一噌庸二 → 松田弘之
笛 一噌庸二 → 松田弘之
常陸の国の領主平松殿の亡き後、家臣の高師四郎は遺子の春満の養育をしていた。今日は平松殿の命日なので、四郎は菩提寺へ参詣すると、そこに春満より「亡き父母を供養するため出家し、修行の道へ入る」という内容の手紙が届く。行方不明の春満を尋ね歩くうちに狂乱した四郎は、やがて高野山三鈷の松に到り、一方春満は…。
山深い霊山で主従はどのような再会を果たすのか。主君を探し放浪する男物狂の能。
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——〈休憩10分〉——
狂言 口真似(くちまね)
シテ | 太郎冠者 | 山本 則孝 |
アド | 主 | 山本泰太郎 |
〃 | 何某 | 山本 則重 |
酒を貰った主人は、太郎冠者に酒の相手になる人を連れてこいと命じると、そこへ連れて来たのは大の酔狂人であった。しかし追い帰すことも出来ないので、主人は礼儀のない冠者に、自分の言うように行動するよう命じ…。
能 雷電 (らいでん)
前シテ 後シテ |
菅丞相 雷神 |
鵜澤 光 |
ワキ | 法性坊津師僧正 | 舘田 善博 |
ワキツレ | 従僧 | 梅村 昌功 |
〃 | 〃 | 則久 英志 |
アイ | 能力 | 山本凜太郎 |
笛 | 松田 弘之 | |
小鼓 | 幸 正昭 | |
大鼓 | 亀井 洋佑 | |
太鼓 | 林 雄一郎 | |
地謡 | 青木 健一 谷本 健吾 長山 桂三 野村 昌司 |
鵜澤 久 馬野 正基 西村 高夫 北浪 貴裕 |
後見 | 浅見 慈一 | |
観世 淳夫 |
讒言により太宰府に左遷され憤死した菅原道真の霊は、生前師弟の契りを交わした比叡山延暦寺の法性坊のもとに現れる。道真はこれから自分を冷遇した内裏へ雷となって祟りを起こすが、宣旨があっても参内してはならないと法性坊に伝える。法性坊は三度目の勅命には参内せざるをえないと言うと、道真は形相を変え…。
師を前に、祟りの雷となった道真の胸中はいかに。内裏で繰り広げられるスペクタクル満載の能。
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